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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺と晴菜と間宮と亮-12


間宮と話すチャンスがないまま残業が終わると
毎回とは言わないが
晴菜と亮のツーショットに会うことが多くなった。

俺を見ると二人は驚いて話をやめてしまうが
それはガレージだったり
玄関先だったり
俺の家のリビングだったり。

俺が行くと話しをやめるのでなんとなくいやな気分で
俺もその場を離れた。

今まで、こんなに晴菜と亮のツーショットを見たことがあったかな?
今までの16年の回数より
ここ1ケ月で二人を見た回数のほうが
多いような気がする・・・

亮に先を越された・・・?

そんないやな予感が頭に思い浮かんだころ
間宮から飲みに誘われた。

「明日、20時に横浜のマルヴァにこれる?」

というメールが入った。

仕事ばかりの俺たちにしては珍しく
早い時間の待ち合わせはお互いに話すことが多いと思ったからだろう。

俺は翌日、19時半にはあらかた仕事を片付け
「これ以上残業しません」オーラを振りまいていた。

その甲斐あってか
20時前に会社を出た俺は自分で満足していた。




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