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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺にとっての晴菜-9


「純にぃ。A校の文化祭に連れて行って!」
「断る!」

日曜日の早朝に晴菜に起こされた。
日曜日ぐらいゆっくり寝かせてほしい。
それなのに俺の母校の文化祭に連れて行けという・・・

「なんで?A校にカッコいい先生がいるって噂なんだよね〜見たくない?」
「・・・・見たくない」
「でも私は見たいの!」
「・・・・男の年齢範囲を広げるのはやめろ。
大人の男は高校生ほど可愛いもんじゃねぇぞ?」
「見に行くだけだもん〜」
「・・・・・」
「何時に行く?」
「・・・・10時に迎えに行く」
「ありがと!一緒に行ってくれると思ってたよぉ〜!」

はぁ・・・・
俺はどこまで晴菜を甘やかして
生きていくんだろうか・・・

母校の文化祭か。何年ぶりだろう。
弟の亮が通ってるときに、行ったのが最後かな?
誰か知っている先生はまだ残っているんだろうか?

そういえば、晴菜はかっこいい先生に会いに行くって言ってたけど・・・
学力重視のA校の先生でかっこいい先生なんかいるのか?


10時を少し過ぎたころ、俺は家を出て10秒後に晴菜の家のチャイムを押した。
亮を誘ったけど、案の定断られた。
あいつだって母校の癖に!

ドタバタと階段を下りる音がして晴菜がドアを開けた。

晴菜の姿を見て言葉が出ない・・・
おい・・・
何で制服???

「何で制服、着てんの?」
俺は純粋に疑問をぶつけた。
今日はもしかして補習かなんかが急に入って
文化祭に行かれなくなったとか?







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