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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺にとっての晴菜-15


ミヤケセンセイは口実で、本当はあの佐藤君を探していたのかもしれないな。
二人の会話は5分経っても終わらず晴菜は楽しそうに笑っていた。

タバコが吸いてぇ・・・・

ふと思った自分の感情にびっくりした。
タバコが吸いたいなんて思ったのは禁煙してすぐ以来のことだ。

「よ!」

そんなときに肩をたたかれたので俺はびっくりしてそいつを振り返った。

「雄二!」

そいつは一緒に生徒会もやった奴で
高校時代は本当によくつるんでいた。
大学は地方に行ったから
だんだん疎遠になっちゃったんだよな。
こんなところで会えるなんて!

「なんだよ!お前も文化祭に来てたのかよ!」

すげぇ偶然に晴菜のことも忘れかけた。
そんな俺を雄二は苦笑いして
「おれ、ここの教師」
と言ったから、なおさら驚く。

教師?お前がぁ????
あ!!!

「まさか、お前がうわさのミヤケセンセイ!」
「何だよ?うわさのって」

なるほどな・・・
確かにミヤケセンセイはいい男だよ。
俺は雄二の顔をまじまじと見つめた。





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