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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺にとっての晴菜-11


「純にぃ。スカート、この長さでいいと思う?」
「・・・・・・」

俺の回想なんか蹴散らすほどの無頓着ぶりで晴菜が話しかけてくる。
ひざ上からかなりの短さのスカートは
すでに「お嬢様学校」という
レッテルが剥がれ落ちそうなほどの長さだ。

あんなに大切にしていたのに・・・
あんなに可愛がっていたのに・・・
9年も経ったら、合コンの女王に早代わりだ・・・

あのときの彼女たちに
せせら笑いをされているような気がする・・・

・・・・ま。
実際、間宮に笑われたけどな・・・

「今日の予定を発表します!」
・・・・おぅ。発表してくれ。

「目的順位の1番は、かっこいいと評判の三宅先生を見に行きます。
何が何でも探します!何が何でも見ます!
純にぃの特権で校内放送をしてでも見つけます!!!」

校内放送・・・
俺の特権・・・
なんだそりゃ?

「何代かまえの生徒会長の特権を無理やり行使してください!!!」

んなもん、ねーよ・・・



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