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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺にとっての晴菜-1


「矢野さ〜ん!3番に西谷商事から電話が入ってる!」
「さんきゅ。・・・お電話変わりました。矢野です・・・」
「おい!鰍lURATAの稟議書書いたの誰だ?経理から不備連絡が入ってるぞ」
「あ!俺です!」
「間宮ー!潟yインの契約の進行状況の報告書を今日中に出せ!」
「はい。今、打ってるトコです!」

怒涛の月末締めの日、お昼の時間が取れたのは14時も過ぎたところだった。

営業部の俺のいる課はみんな嵐のように忙しくへとへとだった。
すでに社食には営業部しかいなかった。

俺が食べている前に間宮がお盆を持ってやってきた。

「今日はいつも以上にすごいね」
「これが片づけばしばらく落ち着くだろ」
「今日は何時までかかるか考えるだけでも頭が痛いけどね」

そういいながら
仕事大好きな間宮は
残業なんか気にしている様子はなかった。

俺も仕事は大好きだけど
終電には帰りたい・・・

「そういえばさぁ・・・」
「ん?」

間宮がいつの間にか俺をじっと見つめていた。

「妹ちゃん」
「ん?・・・ああぁ」

妹ちゃんといわれ
誰のことかわからなかったけど
すぐに晴菜のことだとわかった。

妹ちゃん・・・・な(笑)

その言い方に自然と笑みがこぼれた。




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