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a four-leaf clover
【女性向け 官能小説】

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カノジョの定義-13






「……あっ……ああん……」


目の前には、真っ赤にしながらよがる自分の顔。


あたし……こんなイヤらしい顔をしてたんだ。


姿見の前に立って、ローテーブルに片足をあげてわざと性器を剥き出しにする。


陰毛を掻き分けながら秘裂を拡げてみると、真っ赤に充血した果肉が鏡の向こうに映っていた。


ここに陽介のぺニスがいつも入ってたんだ……。


人差し指と中指をくっつけて、クレバスの中に埋めると、鏡の中の自分が眉をしかめ始める。


それを出したり抜いたりしていると、白く泡立つ淫液がヌラヌラと指に絡み付いていた。


「あああっ……、はっ、あん……」


ぺニスに見立てられた指は、次第に深く、その動きを荒げていく。


今のあたしは、オナニーしている自覚はなくなっていた。


陽介に後ろから突かれているつもりで激しく指を出し入れさせる。


想像の中の陽介が激しく腰を動かし始める。


立って後ろから犯されているときの、爪先立ちになる自分と、少し膝を曲げる陽介の身長差が好き。


肉と肉がぶつかる軽い音とリズムが好き。


あたしを支えるその綺麗な手が好き。


あたしの名前を途切れ途切れに呼ぶ、その声が好き。


あたしの中で暴れ狂う陽介の熱いアレが好き。


陽介が、大好き……!


「あっ、あああっ……、やっ……はあん!」


ローテーブルに乗せた脚がガクガク震え始め、立っていられなくなったあたしは膝から崩れ落ちていった。


お尻だけを突き上げる形になって、床に頬がペタリとくっつく。


脳内の陽介は、立ちバックからバックに形を変えて更にあたしを犯し始める。


『メグ、今の自分の顔見てみろよ。すんげーエロいぞ』


「あ……っ、ああっ……ああ」


陽介に言われて顔を上げると、姿見に映ったのは犬みたいなカッコになって涎をたらすあたしの顔。


激しくクリトリスを擦り上げながら、あたしは少しずつ昇りつめる準備をする。


「あっ……、陽介……あたし……もう……!」


次から次へと溢れてくる蜜を掻き出すように、指を限界まで押し込んだり、荒々しく淫核をこねくりまわすうちに、涙がツーッと頬を伝った。






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