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貝くらべ
【その他 官能小説】

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貝くらべ-1

東京というよりかまだまだ江戸と人々が言っていた頃の話をつい先だって90歳を越える古老のご婦人から聞きました。

聞かしてくれた人のそのお祖母さんから聴いた話だそうで何処から何処まで本当か判らない話だけど……


聞かせて貰った私は針小膨大な話しだろうが、そんな事もあったろうと半分信じるに価する話しだった。

同時にそんな時代の田舎出の芋侍が羨ましい限りで、できればそんな時代に生きておこぼれに浴したいものだと思った。

それは明治維新の名のもとに京都から天皇様が江戸に入り東の京都、東京になってしまった頃の話しだった。

なってしまったというのは明治維新というのは明らかに薩長連合と土佐肥前等の飛び入り組みが江戸幕府を倒幕して自分達が国を霞めとってしまっただけの事なんだという前提条件においてだけど………


いずれにしても芋や雑穀を食って臭い屁をたれておった田舎の貧乏人が大臣、元帥、お役人に成り上がり、そんな奴等が天皇様が京都におられたら権力が京都に集中して自らの奪いとった既得権を守れないと東京集中がたの施政をひき、あまつさえもともとが成り上がり者………

自分達が大名になったように贅沢三昧、権力濫用するから家族までもその気になって奥様なぞは……それまで畑仕事しかしたことがなく学問も常識もないから困ったものだったらしい。

既存の大名はそのように育っているし家来の事も考えなくちゃいけない。

それに比べもともと一族郎党の事しかかんがえていないから始末が悪い。

奥様方の楽しみは畑仕事の後の子作りだけだったので畑仕事の重労働を逃れ好き三昧で暮らせと言われたら性事しか判らない。

もともと恥知らず野放図な性事はいよいよ留まらず男の事になると乱暴狼藉、横車を通して他人の旦那でもガキでも自分のオマン〇に突っ込んでしまう。


あちらに太く硬いのを持つ者があれば取り寄せて昼間から仲間の奥様方と賞味しては優れ者ならとっておく。

期待を裏切られると怒り狂いイタブって楽しみ……なかにはチョン切られた者もあったらしい。

何をやろうが大臣様の奥様方。

今まで命をかけて霞めとった権力は今まで殿様の一言で腹切りしてきた怨念の裏返しで凄まじいものだった。

そんな奥様方の月一の楽しみが貝くらべであった。

御殿の大広間の中央部分に幕をはり、下半身裸で幕外に突き出してオマン〇を殿方に見て頂く催しで15歳から参加できた。

チロチロとマン毛が生えてくると貝くらべに参加できた。

反対に40歳過ぎてからの参加は遠慮したがヤりたい盛りの女達は世話係として参加をしては日頃鍛え上げた床上手で楽しんでいた。


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