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強姦主義者 『T』
【レイプ 官能小説】

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モンスターVSモンスター 中編-10

 「美樹ちゃんも分かったよね?今のがクリトリスだよ。オナニーの時に必ず触る場所だからね?」
 「ハァハァ…クリトリス…」
自分でも知らない事を知っている田口に敬う気持ちを覚えた。
 「乳首、クリトリスを自分でいじって気持ちよくなるのがオナニーだよ。そしてあと一カ所。これは上級者向きかな?佐川、良く見て?この穴にチンポを入れるのがセックスだよ。考えてみなよ?このヌルヌルでキュキュッて締まったこの穴にチンポ入れて擦りつけたら気持ちいいと思わない?」
 「…ゴクッ…」
良く分からないが少しだけペニスが反応した。
 「で、美樹ちゃん。この穴に指を入れてね…」
田口が中指を入れた。
 「あっ…ん!!」
くねる体。
 「ここを擦ると…」
 「あっひ…!!ああっ…!!」
下腹部に快感が渦巻くような物凄い快感が一気に全身に波打つ。
 「凄く気持ちいいだろ?佐川、触ってみなよ。ザラザラした部分だよ?」
 「えっ?僕が入れるの…?」
 「うん。」
性器を見つめる佐川。指を入れたら噛みつかれそうで怖い。
 「ほら、早く。」
 「う、うん…」
佐川は恐る恐る中指を突き立て穴に寄せる。そしてゆっくりと入れてみた。
 『ヌチョ…ヌププ…』
卑猥な音がする。佐川の指に伝わるヌルヌル…。本能的にムラっとした。
 「す、スゲー!ニュルッて入る!」
スライムに指を突っ込んだような何とも気持ちのいい感触だ。中指を全て挿入すると田口の言うザラザラした部分を探る。
 「あっ…あっ…!」
中をあちこち探る指に感じてしまう美樹。そして佐川がザラザラを探り当てると大きく喘ぐ。
 「あ、ザラザラしてる!!」
 「んああんっっ!!」
再び体を仰け反る美樹。その勢いで指が抜ける。
 「今のがGスポットって言うんだよ?美樹ちゃんもオナニーに慣れたらそこをいじるといいよ。」
 「ハァハァ…(な、何なの…私の体…)」
自分の体の中にあちこち危険な場所がある事に驚いてしまった。
 「オナニーの時にいじるべき場所は分かったよね?美樹ちゃん?」
 「ハァハァ…」
返事をするのが恥ずかしい。
 「じゃあ自分のスケベなとこ、見せてあげるよ。」
田口はデジカメで美樹の性器を撮り見せてやった。
 「!?」
ただの割れ目だと思っていた股関が女の本能剥き出しの卑猥な姿をしている事に初めて気づく。
 「わ、私の股関…??」
信じられなかった。佐川が気持ち悪いと言った気持ちも分かる。あまりにグロテスクな実態に自分でも怖くなる。
 「嫌…」
急に見られるのが恥ずかしくなった。美樹が性器を見られて恥ずかしくなる事を覚えた瞬間だ。逆に怖いもの見たさであろうか、隠されると何故か見たくなってしまう佐川だった。


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