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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈人形と玩具〉-2

『く…来るな……ちくしょう、やめろコラァ!!』


裏返った声で喚きながら、専務はドアノブを握って逃げようとした。
全身は血の雨で真っ赤になり、必死に掴むドアノブは滑り始めた。
どうやってもドアは開かず、眼球の群れは空から舞い降り専務へと向かってくる……専務の意識は遠退き、身体が激しく揺さ振られた……。


『……む…せ…む……専務……専務!!』

『うわあぁッ!!……あ…?』


素っ頓狂な叫び声をあげて飛び起きると、そこはあの船室だった。


(……俺は…?…俺はどうして……?)


そうだった。
専務は姦した瑠璃子を檻へと押し込め、あの日の文乃や麻里子のような姿勢にしてやったのだ。
発情した牝犬のような尻を持ち上げた格好を強要し、部下達に架純と大翔を連れて来るように命じたのだった。
いつの間にか意識が飛び、あんな気味悪い悪夢を見ていた……いつもの部下達、架純を抱きしめる大翔、醜態を晒す瑠璃子……不可思議な現象に多少は混乱したが、目の前にあるいつもの光景に、専務は落ち着きを取り戻していった。


『……大翔君……君達は助かりたいんだよな?“この女”を犠牲にしてでもよぉ?』


専務は言葉を変え、助かりたい一心の二人に棘のある台詞を投げ掛けた。

架純は怯えきった表情で大翔の胸に顔を埋めているし、大翔も架純だけは助けようと強く抱きしめている。

誰もが大切な人を守りたいと思うもの。

その当たり前な感情に、悪意でもあるかのような台詞を吐きながら、専務は瑠璃子の尻の隣にしゃがみ込んだ。


「……ひ…大翔君の…うぅ…ち…チ〇…ポ……欲しい…うっ…う……」

「!!!」


瑠璃子は、手枷の嵌められた手首に顔を押し付けながら、二人の関係すら破壊してしまう台詞を涙ながらに発した……それは破廉恥を超越した淫語であり、大翔だけではなく架純までも辱める言葉だった……。


『お?そりゃナイスアイディアだな!大翔君も犯罪を犯せば、日本に帰ってからチクれなくなるしなぁ?』

「……こ、この……俺にそんな……」


瑠璃子の台詞は専務の仕込みだとハッキリと分かった……瑠璃子を姦させて同じ罪を擦りつけさせ、口封じにしようというのだ。


『そうか……それをカメラに撮れば、まさかチクったり出来ねえよな。自分で自分の首を絞める事になるしな』

『さすが優秀な女刑事さんだ。悪知恵だけは働くようだぜ?』

「ふ、ふざけんな!!俺は絶対……」

『あ?こんなイイ女とタダでヤレるんだぜぇ?彼女の前だからって格好つけんなよ』


多勢に無勢……いくら大翔が言葉で抵抗しようが、盛り上がってしまった鬼畜達が他人の意見など聞く道理は無い……徐々に目は血走り、言葉は乱暴になっていく……大翔も架純も、身の危険すら感じるようになっていった……。



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