〈悲哀奴隷・銭森瑠璃子〉-11
『八代のよりデカいだろ？頼もしくって堪らねえだろう？』
(……やだ……こんな……こんなのやだ……)
眼前に突き付けられた専務の肉棒は、まるでニシキヘビのような生き物に見えた。
赤黒い亀頭はエラが鋭く張り出し、一度突き刺さったら目的を達するまで決して引き抜けない凶器のよう。時折ビクンと大きく跳ね上がり、パックリと開いた尿道口からはドクドクと涎を垂らしている。
あまりの禍禍しさに顔を背けようにも、首輪のように絡み付くブラジャーが阻止してくる。
『早く舐めろ……お前が欲しかったモノだろ？』
「ひ…ひぃ……あごぉッ!!!」
専務は僅かに開いた口に押し付け、両手でブラジャーを掴んで締め上げて一気に押し込んだ。
瑠璃子は苦しそうに眉間に皺を寄せ、思い切り口を開けて食わえ込むのが精一杯だ。
『もっと舌を使え！八代に仕込まれてんだろ？』
「ぷがあッ!!む…はぶッ!!」
巨大な肉棒は直ぐに喉奥にまで達し、瑠璃子は苦しさのあまり引き抜こうと頭を振った。
それでも突き刺さった肉棒は口からは外れず、杭のように顔面を縫い付けたままだ。
『おいおい、手が休んでるじゃねえか？』
『これも麻里子を姦したチ〇ポだぜ？しっかり握れ！』
両手に肉棒を握らされ、胸や股間にも部下達の手は伸びる。
暴力的な愛撫に女体は戦き、それでも狂おしく悶えてしまう。
「ふぐッ!?むがはぁぁ!!!」
瑠璃子は苦悶の中でも二度目の淫水を噴き出し、ビクビクと身体を引き攣らせていた。
同時に複数人に愛撫を与えられる刺激は未経験で、受け入れるはずがないのに快感がとめどなく押し寄せてくる。
『麻里子姉さんはな、手錠で鉄パイプに繋がれて宙吊りで姦されたんだぜ？』
『浣腸されて糞を撒き散らしてよ……ありゃ酷かったなあ？』
『最後にゃ媚薬まで使われてさ、今じゃあチ〇ポ狂いになってるぜ？ウヒャヒャヒャ!!』
周りを取り囲む部下達は、聞くに耐えない麻里子の末路を語り、ケラケラと嘲笑った。
コイツらは、ただのレイプ魔とは違う。
病的なまでに女性を汚し、再起不能になるまで凌辱の限りを尽くす鬼畜の中の鬼畜だ。
『春奈ちゃんだけは助けたいよね？あ、その前に架純ちゃんか？』
『心配すんなよ。俺達は約束は守るからよ』
全く説得力の無い台詞だが、一度欲望に火が着いたが最後、徹底的に凌辱されてしまうのだけは間違いない。