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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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悪魂の結末-24

 男の上に乗りセックスに励む絵里だが、とてもじゃないがセックスに長けた姿には見えない。何とか腰を動かしてはいるが、表情には全く余裕はなかった。しかし武史にとって、どんなにセックスに慣れた女よりも良く感じている。絵里の気持ちが嬉しいからだ。
 「ハァハァ…ごめんね、下手くそで…」
甘苦しい表情で見つめる絵里。
 「そんなの関係ないよ…。俺は今、絵里ちゃんに救われてる…、そう思うよ…。気持ちいいよ、凄く…」
 「ありがとう…ああん…!」
ごめん、ありがとう…何気なしに言える絵里を尊敬してしまう。その2つの言葉は武史には無縁の言葉だったからだ。
 「絵里ちゃん…」
武史は絵里の頬に手を当てる。懐っこく手にすり当ててくる絵里が可愛い。
 「女っていやらしい生き物だと思ってた…。でも違うんだね。凄く温かくて優しい…。」
 「そうかな…。でも…いやらしいよ、私…。」
 「フフフ」
お互い照れ笑いした。何の変哲もないごく普通のセックスが、今までした中で最高に感じている武史ままるで性器と性器が絡み合い同化してしまっているような気持ち良さだ。絵里が自分を好きになってくれなかったら一生分からなかったであろう幸せなセックス。武史はふと疑問に思った事がある。
 「絵里ちゃん、どうして俺なんかを好きになったんだ?いつから?」
 「ハァハァ…さっきも言ったでしょ…?初めは興味本位だったけど、会う度に好きになってった…。家に帰って1人になると頭の中にはいつも湯島君がう浮かんだ。声が聞きたくて…私に微笑んで欲しくて胸がキュンキュンしてた…。ハァハァ…。それに湯島君を本気で愛せる自分が嬉しかったの。」
 「何で??」
 「だって…、それは私と優里は全然違うって言う事の証明だから…。」
優里が愛していない武史を愛せる事は重要だった。
 


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