不可抗力だもんね-3
「あっ………… み、美咲さんっ…… そんなに激しくしたらっ……」
「駄目よ？ そんなに簡単にイっちゃ…………」
「だ、だって………… そもそも僕にこんな事しても美咲さんは…………」
「あら？ これも私にとっては立派な興奮材料なんだから…………
私の性欲処理を助けてくれるつもりなら少しは我慢して付き合いなさい？」
いつにも増して妖艶な赤い唇で僕にそう告げる美咲さん。
そりゃ相手の興奮してる姿に興奮するなんてのは男女共に共通の興奮材料だけど……
「な、なら…… これもカウンセリングの一環だと言うのなら…………
僕が美咲さんを気持ちよくしても何の問題も無いんですよね？」
「うん？ もちろんよ♪ むしろ私はそれを………… あんっ…………」
美咲さんの言葉を最後まで聞かずに僕は、その大きな胸をギュッと鷲掴みにすると、
ゆさゆさと揺らすように揉みあげながら、
あいた手でその身体を貪るように撫でまわしていった。
「んっ…… いつになく強引ね？ でも…… あっ…………
そんな和也も嫌いじゃないかも………… んっ………… あぁっ……」
ボタンを外しブラを上げ、むしゃぶるように胸元へと舌を這わせる僕。
堅く尖った先端を指で弾きながら、右手はおしりを激しく撫でまわし、
まるで溜まった鬱憤を晴らすかのように、
確かに今日の僕はいつになく強引かもしれない。
「んんっ…… 嬉しい………… 和也も私の体を欲してくれてるのね？」
「だ、だって………… 美咲さんがそんなに激しくするからっ」
僕の愛撫に呼応するように、美咲さんの右手はいっそう激しく陰茎を擦り上げる。
「くっ…… そ、それ以上激しくされたら………… 本当に僕…………」
「あは、そんな事言って私を油断させようとしてるんでしょ？
それとも何かな？ ズボンの上からじゃもう刺激が弱すぎるとか？」
そう言うや美咲さんは、片手で器用にズボンのベルトを外したかと思うと、
そっとパンツの中に手を忍ばせては、直接僕のアレを握りしめてきた。
「あっ…… くっ………… み、美咲さ………… んっ……」
「すっごい熱くなってる………… それにこんなにも硬く…………」
「や、やばいですって………… ホントに…………」
「いまさら何言ってるの？ 気持ち良くてこんなにも濡らしているくせに…………」
意地悪く指先で先端をなぞっては、滲み出るカウパーを引き伸ばす美咲さん。
その表情はすっかりスイッチが入ってしまった様子で、
困った僕の顔を見ながらいっそう興奮しているみたいだった。