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堕ちていく人妻
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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命令-3

斉藤はこれから起こる事を想像し、電話を切った後も笑いがしばらく止まらなかった。

美香は電話を切った後、少しでも早く斉藤に会おうと用意を始めた。
「えっと・・どうしよう・・簡単に約束しちゃったけど・・」

斉藤の声を聞いていると、どうしても逆らえなくなる。
今、冷静に下着を着けずにバスで移動する事を考えてみた。
「見られたらどうしよう・・知っている人だっているかも・・」

美香が困る事を知っていて斉藤はわざと命令して来たことだとわかってはいるが、
恥ずかしいのは事実だった。

「って、考えても・・行かなきゃ・・もう収まらないもの・・」
結局寝室に向い、服を探し始めた。
「これと・・これ・・でいいかな?」
まだ結婚前に、たまには浩二にセクシーな自分をと買った服。

黒のベアトップドレスにした。
胸の淵には白のレースが刺繍されていて、ドレスにしてはスカートの丈も短い。
気に入ってはいたものの、浩二の前でもほとんど着る事のなかった服だった。

まずは着ていた物を脱いでいく。
指示通り、ブラも外していく。

下着を着けずにベアトップドレスだけを着た後、鏡で全身を確認した。
乳首は見えないものの、胸の谷間は強調され男性なら思わず視線を向けてしまうだろう。

下も、屈めばノーパンである事がわかってしまいそうな程の短さ。
そんな恰好で車ならまだしも、誰に会うかもわからないバスで向かおうとしていた。

それを考えただけで恥ずかしくて堪らない。だが、見られるかもしれない。という不安と同じくらい興奮もしていた。

さすがにこれだけでは肌寒い。
と、思い白のカッターを一枚羽織った。
「うん。これで、いいよね」

クルッと鏡の前で一回転し、自分の姿を確認する。
まるで初デートにはしゃぐ少女のようだった。

ふと、薬指に光る指輪と、寝室に飾られた結婚式の写真を交互に見つめた。
「浩二。ごめんなさい。どうしても止められないの。私の身体が・・雅彦さまを。
だから・・許して」

浩二への罪悪感より、斉藤への期待感の方が今は遥に勝っていた。
念の為、バッグに洗濯された下着を入れて、玄関に向かった。
黒のヒールを履いてバス停へと歩いていった。

「や、やっぱり、恥ずかしいよ・・中はスゥスゥするし・・」
ノーパンでの行動は初めてではない。が、やはり一人で行動するのは
恥ずかしくてしかたなかった。

「後の人に、見られてない・・かな?」
前から歩いてくる男性とすれ違った時には。

「今、胸・・見られてた・・?」
見られているか、確証もないが、下着を着けていないだけで見られているような錯覚に陥る。
斉藤はこれを見越して、車で来ることを許さなかったのだ。

興奮でいつの間にか尖った乳首は歩く度に擦れて感じてきてしまう。
視線を感じれば感じる程乳首は敏感になっていく。

バス停に着くと何人かが到着を待っていた。
美香もいつ到着するか時刻表を確認する。
「あと5分。か・・・」

ひとりドキドキしながらバスが来るのを今か今かと待っていた。
「見られて・・ないよね。どうしよう。なんだかずっと見られてる気がする」

勝手に興奮して、愛液は溢れているかもしれない。
パンティという防壁がない今、下に垂れていくしかない。
だが、それを確かめる勇気はなかった。

バスを待っていると、斉藤から電話がかかってくる。
「もしもし・・」

「ふふっ・・楽しんでるか?バスにはもう乗ったか?」

楽しんでるか?の一言に斉藤の真意を悟った。
「いえ、まだバス停の前です」
周りに人がいるので、小さな声で答える。

「そうか、ちょうどよかったぜ、ひとつ言い忘れてたんだ。
どんなに席が空いてても椅子には座るなよ。できるだけ人が座ってる近くに立つんだ。
わかってると思うが、男の近くだぜ。じゃあな」

と、言うと返事をする暇もなく電話は切れた。
もう美香が逆らう事はないと思ってのことだった。

程無くして、バスが到着した。
平日の昼間。乗っている人はほとんどいなかったが、斉藤の言われた通り、
座らずにサラリーマン風の男性が前後に座っている座席の横に行き、吊革を掴んだ。
美香の後ろにも背の高い男性が座らず立っていた。
「後ろから、胸・・見られてないかな・・?」
痴漢される事はないだろう。
だが、見られているのでは?と、思うと息は自然と荒くなり、バスの振動さえも胸は揺れ、
乳首が服に擦れる。
漏れそうになる声を我慢するのに必死だった。

耐えきれず、正面ではなく窓際に身体の向きを変えた。
が、すぐに後悔する事になった。
座席に座っている男がこっちを向いたら・・男の目線の先にはスカートの裾がある。
愛液で濡れた秘部が布一枚隔てた先に。もし愛液が垂れていたら、バレてしまうかも。

バスが急ブレーキをしたら、身体はバランスを崩しスカートが捲れて見られてしまうかも。
もしかしたら、やらしい匂いでもうバレてるかも?
そんな想像ばかり膨らみさらに身体を熱くさせ、愛液が美香の意志とは関係なく溢れていた。

「あと2駅、もう少しの我慢・・」
見られないこと、痴漢されないこと。無事にバスから降りられることを祈った。

「次の停車駅は○○〜」と、美香が降りる駅をアナウンスする声。
停車ボタンを押し、運賃を用意する。

「もう少し・・もう少し・・」
もう少しでこの恥ずかしい状況から逃れられる。そして斉藤に会える。
二つの事で頭がいっぱいの美香は焦ってしまった。

運賃を握り停車する直前に前に歩きだした。
バスが停車する直前に、何かにつまづき握っていた10円玉を床に落としてしまった。


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