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ようこそ花咲女子寮へ
【ラブコメ 官能小説】

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和也が求めるなら何だってするぞ?-5

「あ、秋子さん? え、えっと、その…………」
「なあ和也………… つ、つかぬ事を聞くが………… 君はいままで…………
 その…… なぜ私に…… く、口でして欲しいとは言わなかったんだ?」
「えぇっ! な、なんですか突然っ!」
「い、いやっ…… フェラチオと言うのだろう?
 わ、私だってそういう行為がある事くらい知ってるぞ? た、ただ…………
 なぜそれを…… その…… 私には求めてこないのだろうかと…………」

指先で僕の小さくなった陰茎を擦り上げながら、
少し恥ずかしそうにそんな事を聞いてくる秋子さん。

確かに、僕はいままで何度となく秋子さんとSEXはしてきたけれど、
基本的にごくノーマルな事しかしていない。
もちろんフェラチオがアブノーマルだなんて思ってはいないけれど、
嫌がる女性も少なく無いらしいし、何より秋子さんは色々初めてなんだから…………

「もしかして私に気兼ねしてたのか?」
「い、いや、その………… まあ、いちおう…………」
「どうしてだ? 私は和也が求めるなら何だってするぞ?」
「そ、そんな嬉しい事言われてもっ………… 僕だって色々初めてだから…………」

なんだかまた少し気まずい空気が流れた。

色々初めてな割に、カウンセリングでは普通じゃない事をあれこれ経験している僕。
けれどそれは、どこか仕事だと割り切っているところがあるからだ。
実際に僕が愛する女性は秋子さんひとりなわけで、
つまるところ僕はその秋子さんに嫌われたくないがため、
積極的な欲求をぶつける事が上手く出来ないでいるみたいなのだ。

「わ、私はっ その………… 和也となら色々してみたいぞ?」
「えっ? 色々って………… た、例えばどんな事を…………」
「い、色々は色々だっ! でもっ 私だってその………… は、恥ずかしいのだ……」

頬を染め、その言葉通り、たいそう恥ずかしそうな様子の秋子さん。
そんなの当たり前だ。僕が色々初めてなのと同じように、
いかに年上だからと言えど、秋子さんとて何もかもが初めてなのだから。

「ご、ごめんなさいっ 僕…………」
「あ、謝るような事ではないっ ただ、私に遠慮なんかしないでほしいのだ…………」

真剣な眼差しでそう訴える秋子さんを見て僕は、
にっこりと微笑みながら首を縦に振った。

「それで…… その………… あれだ…………」
「な、なんですかあらたまって……?」
「は、初めてなんだからなっ あ、あまり過度な期待はするなよ?」
「はい? なにが………… あっ………… ちょっ…… あ、秋子さ…………」

そう言うと秋子さんは、そと僕の股間に顔を埋めたかと思うと、
髪を掻き上げゆっくりと僕のアレを口にふくみはじめた。


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