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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈冷笑〉-7

『山の天辺にわざわざ向かってくれてるか?ご苦労さん……』


ニヤけた専務の視線の先で、二人の車は突然停車し、急に右折して更に細い道に入っていった。
その先は雑木林が開けており、街の夜景が一望出来る。
二人の目的はココだったのだ。


専務達はライトを消してゆっくりと停車し、静かにドアを開けて車から下りた。


『よ〜し、屈んで近づけ……周りに人が居なかったら狩るぞ』


専務以下数人は、草木の生える茂みを利用して近付いていった……その細い道の先には車は一台しかなく、人影は全く確認出来ない……星の瞬く空……唇を重ね合う二人……その関係は脆くも破壊される運命となった。


「キャアッ!?な、何……むぐぐ!!!」

「か、架純ッ?お前らなんだ……げほぉ!!」


専務が助手席のドアを開けて架純を引きずり出すと、部下達は彼氏を殴りつけてクロロホルムを嗅がせた。突然に訪れた粗暴な集団に捕まり、架純は訳も分からず意味不明な声をあげるしかなかった。


『お〜…写真で見るより数倍可愛いじゃないか?』

『黒いワンピースが似合うねえ。それに随分と丈が短いなあ?』

『デートだから可愛いパンティーとかブラを着けてんだろ?堪んねえなあ』

「!!!!」


この男達の狙いが自分だと分かったが、もう遅い……彼氏は気絶したまま運ばれていき、自分の顔にも白いタオルが押し当てられた……。


(誰か……た…す………)


ナンバーをすり替えられた二人の車を部下達は駆り、専務達の乗る車と共に空き地から消えた。
そして夜景スポットはいつもの静寂を取り戻す。

山中から海へ。

二人の携帯電話は破壊されて山中に埋められ、車はいつものスクラップ工場で処分された。
幸せを握りしめていた二人は、二度と戻れぬ地獄へと引きずり込まれていった……。





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