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「誰?」から「彼」へ
【学園物 官能小説】

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「誰?」から「彼」へ-8

「全然余裕ッスよ」
「ならいいけど……」

服を全て着終わった頃、ようやく冷静さを取り戻してきた。
ていうか……最初は付き合うのも断ってたのに、何ヤってんの……。ありえない…。淫乱って思われたかなぁ。どうしよう…。でも……気持ちは…あったわけだし。

「綾さん?……怒ってます?」
「え?」

私が黙り込んでいたから不安になったのだろう。さっきまでリードしていた面影はどこにもなく、バツの悪そうな顔をして座っている後輩がいた。

「ううん。大丈夫。……あのさ、やっぱ、友達からじゃなくて、彼カノからでも……よく…なったみたいな」

うわ、なんか言っちゃった。ヤってる時よりドキドキしてる気がする。

「マジッスか!?えっ…なんで?あ……そんなによかったッスか?」
「違っ……もう!」
「冗談ッスよ!でもマジでなんでそう思ったんスか?」
「んと……なんか、最中に、やってくれたことを同じだけ返してあげたいって思ったり……何回もギュッてしたくなったり……したから」
「……はぁ〜〜〜っ!マジよかった!!いや、あの、結構無理矢理感があったんで、ちょっと後悔してたんスよ〜。でもマジよかった!」

年下の彼氏が初めて、ということもあってか、さっきから彼がかわいくてしょうがない。

「あ!綾さん!そういえば言ってなかったッスよね?よろしくお願いします!」
「あ、うん。よろしくね」

そう言った時、彼女って自覚が生まれた。


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