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【エッセイ/詩 その他小説】

花の最初へ 花 0 花 2 花の最後へ

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もし 僕ら一人一人が
大地に咲く花だとしたら
僕らには「雨」が必要なんだ
恵みの雨と
心地良い風
そして僕らを照らしだす
太陽
その全てが僕らには必要だったんだ

雨にうたれて
風にふかれて
それでも僕らが立っていられるのは
美しい花を咲かせるため
僕らは がんばった証として
花を咲かせる

でも 僕らは
咲かせることができなかった
雨にうたれても
風にふかれても
立ち上がってきた僕らなのに
最後の最後で
力尽きた
僕らはつぼみのまま
花を咲かせることができなかった

君たちに伝えよう
雨が続いても
風が乱れても
立っていられなくなったとしても
太陽は必ず現われる
君たちを照らすために
光は必ずやってくる

決して諦めるな

いつか咲く花のために
立ち上がってきた証を残すために
君たちを
つぼみのまま終わらせたくないから


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