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ノスタルジア
【女性向け 官能小説】

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プレゼント-1


僕はそれから彼女と会うことはなかった。
いや、会えることがなかったと言ったほうが正しいかもしれない。
会いたかったけれど
彼女の連絡先は分からなかったからだ。

そんな時、僕のバイト先の喫茶店に彼女が姿を現した。
彼女は女の子とふたりで1番奥の席に座った。

注文を取りに行った僕を彼女はチラリとも見ずに
注文をし、連れの女の子も僕など眼中にないようだった。

時間は夕方で店は比較的すいていた。

大声を出すわけでもない話の内容が僕に聞こえたのは
彼女たちのテーブルに注文の品を届けに行ったからだ。

「だから。あたしは何もしてないってば」

うんざりしたような彼女の声は
ウエイターである僕はいないものとみなされているようだった。

「飯島くんが。凛と寝たって友達に言っているのを聞いたのよ」
「で?」
「・・・で?って・・・」
「飯島くんに直接聞いたの?」
「聞いてないけど・・・」
「聞けばいいじゃない?あなたの大事な大事な飯島くんなんでしょう?」
「・・・・」
「あたしに聞くより、先に彼氏に確かめる方が先じゃないの?」
「・・・・」

はぁ・・・

と彼女はわざとらしく大きなため息をついた。





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