リバース-6
その夜。
ニュースで隕石落下日がやっていた。
どうやら分かったらしい。
3週間後だそうだ。
恐らく100%隕石は地球のどこかに落ちるだろう…
僕はなんとなくそう思った。
『この隕石は誰にも止められないと』
その頃世界は、少しずつパニックになっていた。
どこに当たるか、どのくらいの被害になるかさえ分かれば避難ができるというのに…
そうこうしているうちにも時間は過ぎていく。
気がつけば、のこり4日
『どうすればいいんだ…』
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