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生徒会!!!
【学園物 官能小説】

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忘れ物-7

   ***


放課後。
さて帰ろうかと廊下を歩いていると、生徒会室から出てくる会長・三条 剣(さんじょう・つるぎ)先輩と出くわした。
「大神」
「昼休みはどうしたんですか?保健室で寝込んでたみたいですけど」
「ああ。実はな……」
イケメンである会長はその顔を歪ませ、苦い顔で吐露した。
「最近、保健の先生が好きでな」
「はい?」
「ここじゃなんだ。中に入れ」
よくわからないがそう言われたので、俺はおとなしく生徒会室に入った。
「見ろ」
会長は『保健室の女神 優しくしてあ・げ・る(はぁと)』と書かれたAVのパッケージを見せてきた。
「学校に何持ってきてるんですか」
仮にも生徒会長が。大丈夫かこの学校。
「危なかった。ここの机に入れていたのを思い出してな」
それで取りにきたのか。
「昼休みに橘が座ってましたよ」
「何?机の中は漁っていなかったよな?」
「はぁ、恐らく」
まぁあいつもアダルトゲームやってるし、仮に見つかっても問題はないだろう。ないのか?
「特別に見せてやる」
「は?」
会長は教室の隅に置いてあるポータブルDVDプレイヤーを持ってきて――橘の私物なんだが、勝手に使っていいのか?――、パッケージからDVDを取って挿入口に入れた。
「これを見ればお前も保健室に行きたくなるはずだ」
年上趣味はないんだけど……あ、銀河先輩は年上だけど別な。
DVDが再生され、画面に白衣を着てメガネをかけたいかにもな保健室の美女先生――役の女優と、向かい合うように前の椅子に座った学ランを着た男子生徒――役の男優が写し出された。
「このへん飛ばすぞ」
会長の言葉とともに画面が早送りされ、少しして再生が再開される。
早送りされたので話の流れは不明だが、男子生徒が保健室のベッドの上に横になっており、下半身裸で先生にいちもつを握られている。
『苦しいの?先生が看病してあげるからね』
妖艶に微笑み、いちもつを握っている手を上下に動かす先生。
やべ、変な気持ちになってきた。とその時、
ガララッ!
突然教室の扉が開き、よりにもよって銀河先輩が入ってくる。それと同時に会長は停止ボタンを押し、AVの再生を停止させた。グッジョブ!
「な、何か見てた?」
先輩がなぜかおずおずと訊ねてくる。


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