投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

はじめての、えっち。
【幼馴染 官能小説】

はじめての、えっち。の最初へ はじめての、えっち。 8 はじめての、えっち。 10 はじめての、えっち。の最後へ

はじめての、えっち。-9

「声……やばい、それ、もっと聞かせて」

 ちゅっ、ちゅっ。

音を立てて乳首を吸われた。

 舌先が、口の中でそこを執拗に舐めまわす。

 とくん、とくん、と体の中が波打ち始める。

「やっ……いや、あっ……ねえ、怖いよ……じんじんする……っ……」

 ひどい風邪にかかって、熱にうかされているような気分だった。

 熱くて、頭がくらくらして、おかしくなりそう……!

「俺も……チイのこと見てたら、こんなになってる」

 太もものあたりに、硬く勃起したものが押し付けられた。

ズボンの上からでも、はっきりとその形がわかる。
 
 男のひとって、こんなふうになるんだ……。

 手にこめられた力が、だんだんと強くなっていく。

 乳肌に指先が食い込み、尖りきった乳頭が噛まれる。

 その刺激は背筋を通って、下腹のあたりを疼かせた。

 じわじわっ、と広がりゆく快感に、じっとしていられず、太ももを擦り合せながら喘ぐ。

「あっ、あ、浩紀……いやぁ……っ、そ、そんなにしたら……」

「ごめん、俺、もう止められないよ……チイが、欲しい」

 スカートの裾に、浩紀の大きな手が潜り込む。

 小さなパンティを引き下ろされると、ひどく不安な気持ちになった。

 一番恥ずかしい部分を、一番好きなひとに見られてしまう。

 まるでちょっとした拷問ではないか。

 ……でも、浩紀はわたしのこと、欲しいって言ってくれた。

 わたしも、欲しい。

 浩紀のこと、もっともっと深く知りたい。

 泣きたくなるほどの羞恥を堪えて、そっと足を開いた。

 大きな手が、不器用に膝頭を撫で、そろそろと足の間に近付いていく。

「あっ、濡れてる……ここ」

 黒い茂みに隠れた、密やかな粘膜の入り口。

 這い寄る指の動きに、背筋がびくびくと跳ねる。

「んっ、うんっ……! や、やっ、言っちゃだめ……」

「なんで? 嬉しいよ、俺……気持ち良くなってくれてるって、わかるから」

 合わさった媚肉の割れ目が、少しずつ広げられていく。

 くちゅっ、くちゅっ。

 淫猥な響きを持った音が鳴るたびに、そこからとろとろと温かい蜜が流れ出す。

 全身の薄皮が一枚捲られてしまったかのように、すべての感覚が敏感になる。


はじめての、えっち。の最初へ はじめての、えっち。 8 はじめての、えっち。 10 はじめての、えっち。の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前