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(短編集)水脈・恍悦ガール
【コメディ 官能小説】

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童話オメオメちゃんとチンチンくん -1

『童話オメオメちゃんとチンチンくん』

オメオメちゃんとチンチンくんは仲良しでした。

いつも楽しく一緒に遊ぶ二人ですが、オメオメちゃんにはとても悪い癖が有ったのです。

その悪い癖とは何かって?

それはね、オメオメちゃんは時々無性ににチンチンくんを食べたくなっちゃうことでした。

オメオメちゃんがそんな状態の時は直ぐにわかりました。

なぜならオメオメちゃんの口からよだれがダラダラと溢れだすからでした。

そんなオメオメちゃんを見たときのチンチンくんは、いつもキャーキャー言いながら逃げだします。

でもとても真剣に逃げようとしているとは思えません。

チンチンくんはワザと捕まる素振りを見せたかと思うと、捕まる直前に逃げ出す。それを何度も繰り返して楽しんでるようにも見えました。

そんなときのオメオメちゃんは口がヒクヒクして、より一層よだれが出てきて見ていて可哀想なくらいでした。

しかし、結局チンチンくんはオメオメちゃんに捕まってしまい、頭からパクリとされちゃうのでした。

チンチンくんを咥え込んだオメオメちゃんは、口の中でチンチンくんのかさばった頭をもて遊びます。

なにが好きと言って口を前後に揺すって、口内をチンチンくんのかさばった頭が擦れることでした。

(あん、あん、気持ちいいわあ)オメオメちゃんは思います。

そして一番好きなのが、上あごの敏感なところが擦れることでした。

(あん、あん、いい、いいわあ)

そこが擦れたオメオメちゃんは、さらによだれを溢れさせました。

ところでチンチンくんはどうなったでしょうか?

絶対に苦しんでいるはずです。

でも、大丈夫でした。

チンチンくんは苦しむどころかもとても気持ち良かったのでした。

オメオメちゃんのヌルヌル濡れた口の中で、かさばった頭を擦られると、とてもいい気持ちになるのです。

(うっ、ううっ、だめだ、オメオメちゃん、そんなに締め付けると…)

チンチンくんはあまりに気持ちよさに、ついには口から勢いよくよだれがピュッと飛び出すのでした。

(うっ!)

チンチンくんのよだれは何回かドクドクと出てきましたが、そのよだれはオメオメちゃんが美味しそうにゴクゴクと飲み干すのでした。

こんな具合にオメオメちゃんがチンチンくんを食べたくなるって言っても、本当に食べるわけではありません。

チンチンくんのかさばった頭をスッポリとくわえ込み、口の中でチンチンくんの頭を弄ぶことが大好きなのでした。そしてチンチンくんもそれが大好きでした。

二人はとても満足でした。

おしまい。


とってもとってもごめんなさい。


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