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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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海老川優里レイプ-12

 突きつけられた携帯に手が動かない。
 「おら!」
手を掴まれ携帯を握らせられる。
 「電話しろ!早く!!」
 「…」
 「もたもたするんじゃねぇよ!」
 「…許して…?お願い…」
隼人と別れるなんて出来ない優里。
 「090ー×○×○ー○○×○」
武史がある番号を口にした。心臓が止まりそうな程驚く優里。
 「そ、それは…!」
 「かけちゃうぞ?絵里ちゃんに。」
絵里の番号だった。暗記している事が怖かった。恐らく絵里について色々と調べているだろう。そう感じさせた。
 (これ以上、人に迷惑はかけられない…まして絵里を…)
優里はこの時、これからの全ての幸せを捨てた。優里は魂が抜けたかのようにフラ〜っと携帯を見つめ、そして隼人に電話をした。
 「隼人…?いきなりゴメン。私、あなたと結婚出来ない…。」
 「えっ!?な、何言ってんだよ優里!式場だってもう…!」
 「指輪、返すね…?他に好きな人がいるの…。その人が忘れられないから…。今までありがとう。さよなら隼人…。」
 「おい優里!!」
しかし電話は切られた。力が抜けた優里の手から携帯が床に落ちる。抜け殻…まさに抜け殻状態だった。
 「良くやったじゃんよ優里。フフフ…フフフ…ハハハハハ!」
心から笑いが湧き出る武史。失意の優里を見ているとイッてしまいそうなぐらいに興奮した。
 (もしかしたらこの人には関わらないほうがいいのかな…)
矢沢さえも武史の残酷さに恐怖を覚える程だった。ここまでやるのか…、内心矢沢は武史に恐ろしさを感じていた。
 「今からおまえは俺の女だ。これからレイプ被害者が出ないよう、おまえがしっかり俺に尽くさなきゃダメだからな?フフフ」
 「…」
優里は無表情のまま、一筋の涙を床に零した。
 (さよなら隼人…。ゴメンナサイ…)
希望を全く失った優里。絶望と言うのはまさにこの事だ。指輪をはめて貰いプロポーズされたあの時、式場を見に行き隼人との式を想像して希望に満ちた瞬間、幸せな日々を想像して胸を踊らせていたつい昨日までの希望溢れる想いが全て断たれた今、まさに優里は絶望の淵にいた。しかし武史の優里人生レイプはまだ始まったばかりであった。
 


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