どこまでも優しい君は…-1
『未来はない』
そんな一言くらいで何を落ち込む必要があるというんだろう…
そう自分に言い聞かせてはみるものの
仕事中も中々モヤモヤした気持ちが晴れることはなかった
それでも仕事と割り切って、常に笑顔でいるようにしてた
そんな私に
『元気ないけど、どした？』
どうしていつも
気づくのは君なの？
誰にもバレていなかった、作り笑いをしていた私に
君はいつから気づいてくれていたのかな…？