第一章-4
「えー。では、今年も文化祭の出し物を決める。去年は、お化け屋敷やカフェなどがあったが、やったことはすべて今配ったプリントに書いてあるから、明日までに考えてくるように。」
「はーい。」
キーンコーンカーンコーン♪
「では、昨日いった文化祭の出し物を決めるぞー。」
「はい!俺、またお化け屋敷がいいっす!」
「メイド喫茶がいい!」
「はい!私はやっ焼きそば屋さんしたいです!」
「焼きそばかー。いいな。文化祭っぽくて!」
「焼き鳥もいいよな!」
「よし!じゃあ、焼きそばと焼き鳥で決定」
「いえーい!」
「真央!やった!焼きそば!!」
「よかったねー!」
「ウキウキが止まんない!」
うわー。かわいい。もうばっちし惚れてるよなー。やっぱ
「真央ー。沙希ちゃん。ちょっといいー?」
「あ、真樹斗だ。いこ、沙希。」
「うん。」
私のクラス(3組)は焼きそばと焼き鳥で決定したけど、
真樹斗のクラスは(2組)何に決まったんだろ?
「真希斗のクラスは出し物決まった?」
「あー。俺のクラスはメイド喫茶と執事喫茶だけど、真央は?」
「こっちは、焼きそばと焼き鳥です!」
「沙希ちゃんやりたがってたのできたんだ!よかったねー!」
ん?なんか沙希と真樹斗がいい感じな気が…
まさかね、二人とも恋愛にはあんまし興味なさそうだし。
「じゃあ今日の放課後から準備頑張るぞー!」
「おー!」