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露天温泉の豚姫
【フェチ/マニア 官能小説】

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童貞と肉便器-3

 「うひょ、こちょばゆい、てへへ」

精液とまんこ汁でぐっしょりべとべとになっていた小太り青年の仮性包茎チンポを、珠子は口に含んで舐めて綺麗にしてあげていた。

「バスの時間あんまないから、もういっぺん温泉入ってる暇ないっす。せかして、ごめんなさい」

おしぼりで軽く身体を拭いて、てきぱきとまたスーツを着込む。

珠子もここに来たときのブレザー姿に戻り、バスの時間を気にしながら小太り青年を見送りに。

「にいさん、お客さんなのにごめんなさい、あはは、無理矢理」

バス停の横で頭を下げる珠子に、

「え? あ、いや、こっちこそ、ありがとう。楽しかったよ。てへへ」

そこへ工事現場のワゴン車が1台、駐車場に入ってきた。

作業員らしい男が数名降りてきて、キョロキョロ当たりを見渡す。

「あ、ようこそいらっしゃいませ」

首から村役場の身分証明カードをぶら下げた珠子に気づいた一人が話しかける。

「おぉ、おうっ! ここ、温泉だろ? なんつーたっけ、割目温泉」

「あ、はいそうです! ここの売店が管理事務所で、裏から渓谷の温泉に降りていけます」

「おう、ねえちゃん、ありがとさん」

「ねえちゃん、役場の人だろ?」

汗臭い中年の作業員が近づいて、珠子の豊満な胸の間に垂れ下がる身分証明カードをまじまじと見る。

「はい! 萬郷村役場観光課の黒澤といいます、よろしくお願いします」

「おーい、このねえちゃん、観光課だってよ」

それを聞いた仲間の一人が、

「だったらちょうどいい、温泉案内してくれや。がっははは」

「案内なんかより、一緒に温泉入ろうや、なぁ、ねえちゃん」

「名案だな、がっははは、ねえちゃんと混浴ってのが、そりゃ楽しみだ」

好き勝手なことを大声で話しながら、一行は売店の中に消えていった。

「隣村の工事の人たちかな? さっきもダンプとか通ったけど、開発とかでよう工事の来車通る、でもこの温泉来るなんてめずらしいっす」

作業員達の話し声が気になるのか、ずっと売店の方を見ながら鼻をひくつかせているのがわかる。

「当ててみようか?」

「え? なんすか?」

我に返って驚いたように珠子は、売店から漏れる声の先から小太り青年の方を向いた。

「黒澤さん、あの作業員達が温泉に入ったら、案内しにまた温泉入るでしょ? てへへ」

「え!? あ! あぁ、そ、そうする、かも…萬郷村役場観光課の黒澤としては、そうすっかも。あはは」

「やっぱり、大当たり? てへへ」

売店では剛田の温泉マナーの説明を聞くのもそこそこに、作業員達はカップ酒とつまみを買い込みんでいた。

「運転するこいつは飲めないから、コーラ、あとは食いたいもんあったらおごったる」

「下の小屋に桶があるから、湯に浮かべて、酒とつまみはそこに」

「おお、外にいた村役場のねえちゃん、温泉入りに来たんじゃねえの? 出たとこ?」

「いんや、東京からの観光客を温泉案内して、バスで送るとこでさぁ」

「なんだ、入るんじゃねぇのか、残念」

「がはは、ぶっとい身体でイイ乳とケツしてたのにな」

「俺たちはかまわんから、一緒でもよぉ」

「何言ってんだ、若い娘が俺らと風呂入るか、いくらデブだからって、はっはっは」

入湯料や酒の代金の計算で上の空だった剛田が、ニヤリとドスケベな笑みをうかべ、

「さぁ、どうでっかねぇ。あの子、よくここの温泉入るし、男性客いても平気で」

「おー、そりゃ楽しみ」

「おらおら、温泉行くぞ」

作業員達はそれぞれバスタオルとカップ酒やつまみを手に、裏手の階段を下りはじめた。

バスを待つ小太り青年は、童貞を捧げた珠子に対して複雑な気持ちを持ちつつも、

「あの作業員のオヤジ達の前で、真っ裸で温泉案内するだろ? 俺の知っている黒澤さんなら」

「あはは、やっぱ? わかる? 黒澤の性格、そうっすよね」

一直線に伸びた道の果てに、走ってくるバスが見えた。

「やっぱ最後にちゃんと聞きたいな、黒澤さんらしいぶっちゃけた言葉」

「あはは、黒澤らしいっすか? オッス! 黒澤、このあと、あのオッチャンらのとこ行って温泉入るっす!」

「そそ、てへへ、良い感じ」

「もちろん、黒澤は真っ裸で! んで、おまんこも見せるっす! 丸出しグロまんこっす!」

「おーーっし、合格」

バスが停留場に止まった。

「じゃぁ」

「本日は峡谷割目温泉においでいただきありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」

ドアが閉まりバスが発車すると、珠子は大きく手を振る。

バスの席に着いた小太り青年は、窓から小さくなる珠子の姿を眺めながら、出張帰りの充実した温泉旅を思い返していた。

珠子はくるっと売店にきびすを返すと、

「剛田さーん、さっきのお客さん、温泉案内するっす」

ロッカーの前で着ていたブレザーを脱ぎながら、さっきまでのことは忘れたように、珠子はこれからするドキドキに早くも興奮していた。



おしまい


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