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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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最後の性戦・瀬川涼子レイプ-6

 まだ行動を始めたばかりだ。その涼子を監視していた捜査員が覆面を被った男を見つけた。
 「あ…!ふ、覆面をした男を発見!!今、瀬川本部長の背後から接近中!!」
いきなりの奇襲攻撃に緊張が走る。
 (そ、そうだった…!あいつはいつも私達の裏をかいてくるんだった!始まったばかりでしかも人通りが多いからと油断してた!)
良く考えれば拉致しやすい場所はマークがきつくなる事ぐらいは犯人もわかっているはずだった。相手からすれば逆にそこは避ける。盲点をつかれた。
 「付近の捜査員は気づかれぬよう本部長に接近する事!」
無線で飛ぶ指示に従う。涼子も動揺を隠し、下手に辺りをキョロキョロしないよう気をつけた。
 (来るなら来なさい!!)
襲撃に備える。
 「あっ!」
涼子を監視する捜査員が声を出した。
 「どうした!?」
 「ふ、覆面した男があちこちから現れました!」
 「な、何!?」
気付けば多方向からたくさんの覆面男が現れた。そして普通に歩いていた通行人が鞄から覆面を出しかぶっているのにも気付く。
 「な、何だこれは!?」
覆面男だらけだ。その覆面男達が涼子めがけて集まってくる。辺り一面覆面を被った人間達に埋め尽くす異様な光景だ。
 「!?」
焦る涼子。思わず立ちすくむ。
 「な、何なの!?」
あっという間に揉みくしゃにされ訳が分からない。捜査員達が慌てて涼子に近づこうとするが全く動けない。
 「な、何よあなた達!?きゃっ!」
揉みくしゃにされる中、複数の男達に抑えられ連れ去られるが、夥しい数の覆面男に遮られ、捜査員も監視員も涼子を見失う。
 「どけ!警察だ!道を空けろ!」
必死で涼子を探すが見つからない。
 「くそ!おらっ!警察だ!全員大人しく地面にしゃがめ!!」
拳銃をかざす。覆面男達は慌ててしゃがむ。
 「だ、だめだ…どこにもいない!」
涼子の姿が見当たらない。一瞬の出来事に警察はあっけにとられた。


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