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インスタント・ラバーズ
【痴漢/痴女 官能小説】

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饗宴の夜-17

 一度イカされるとイキやすくなる。
 若い二人の前にわたしは翻弄されて、何度も何度も気をやって、痴態をさらけ出した。
 人形のように体をいろんな形に折り曲げられては挿入され、射精された。
 もうこれ以上はわたしの体が持たない。
 もうわたしが気を失ってしまいそうだ。
 そう思った時、最後に三人で愛しあいたいと思った。
 その準備は、最初に彼らに会う前から、もうしていたのだ。

 ユウキの体に跨って、彼のものをずっぷりと体に受け入れていた。
 それだけでも充実していたが、もう一本、コージのものを――
 わたしは後方にいるコージに、自分の尻たぶを広げて見せた。
 彼の目には、わたしの尻のすぼまりが見えているはずだ。

「ねぇ……来て」
「い、いいのか? ここって、こんな小さいケツの穴に、入るのか?」 
「ローション、塗ってくれたでしょう? 早く……お願い」
「兄貴ィ、カオリさんが自ら望んだんだから、ヤッてあげましょうよ。カオリさん、いい顔してますよ」
「よし、じゃあ入れてやる! おい、ケツの力抜けよ」
「ひ、ひィィ……!」

 アナルセックスの経験は何度かあったが、二本差しの経験は無かった。
 自分から望んだこととはいえ、緊張して力んでしまう。
 ローションは、わたしがポーチに前もって携帯していたものだ。
 こんなものを持ち歩いている女と知って、彼らはわたしを変態と思っただろうか。
 知らない男二人と、青姦セックスなんて、変態じゃないと出来ないだろう。
 だが、変態にもそれなりの感情があった。
 わたしの”趣味の時間”に付きあわせた謝礼ということもあったし、この狂乱の時間の中にも燃え上がるような愛は感じたのだ。
 コージの先端が、わたしのすぼまりにあてがわれた。
 そして、そのすぼまりに徐々に押し入ろうとする力が加えられていく。
 わたしは、思わず悲鳴を上げた。

「ひ、ヒイイッ、ヒイイイイッ!」
「あー、いいなぁ、俺もケツに挿れてみたかったなァ。マンコもいいけどさぁ」
「く、キツいな……おい、カオリ、力抜けって」
「あ、じゃあ、こうしたらどう?」

 ユウキがおもむろに、下からわたしの唇を奪った。
 慈しむような優し目のキスに思わず力が抜けていく。
 そして、その瞬間に――――強烈な質感が尻の中に侵入してきた。


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