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Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

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第10話 偽りの母-3

ここで私は、また一つの疑問点に辿り着いた。
彼の挿入に関する、フェチズムとの因果関係だった。
よくよく考えてみれば、私は彼からパンストプレイは未経験と告白されていた。
しかも、パンティーストッキングに対するフェチズムも、私に打ち明けるのが初めてなのも含めてだった。
私は行為を受けてる中で、彼の言葉により勝手に近親者とのパンストプレイを想像したに過ぎなかった。
あたかも事実の様に、憶測だけで物事を進めて行き、彼は仮想セックスの中で再びパンストプレイを試みていると・・・・・・。
ただ、この憶測には、確定的に繋がる証拠など何一つも無かった。
彼の口から出た意味あり気な言葉を、勝手に解釈したに過ぎなかった。
それでもパンストプレイにおいて、その近親者とは何かしらの接点はあった。
今はまだ、謎が深まるばかりで、私は一旦隅に置く事を考えた。
その上で、もう一つの仮説を立ててみた。

元々彼は、セックスに置いての挿入は、まだ経験して無いのではなかろうか?。
インポデンツみたいな物で、性行為までは進んでも、挿入が困難でそれ以上は進めない関係。
それでも、私とのパンストプレイの中では、確実に彼の物はいきり立っていた。
パンティーストッキング越しだが、お互いの性器での性行為も行われた。
ならば、パンストプレイにおいての挿入を思いついて、出会い系サイトに登録したも考えらる。
つまり、彼のフェチズムにおける、全裸にパンティーストッキングを履いた女性を前にすれば、勃起状態が持続する事を考えたのだろう。
ただ、生身の女性器を前にして、何かのトラウマの様な物が襲い、それによるフェチズムにおける高揚が消えると、彼の勃起は萎えた。

ここまで、もう一つの仮説を立ててみたが、また新たな矛盾点が浮き彫りとなった。
パンストプレイでの挿入を試みて私と出会ったならば、それまでの女性関係における性行為だった。
私とのパンストプレイが初めてならば、その前までは普通のセックスでしかあり得ないのだ。
彼は不能のまま性行為に及んだのだろうか?。
それとも、相手にだけ快楽を与える、バター犬の様な立場だったのだろうか?。
さらに、今までの女性経験の中で、なぜパンストプレイを試みなかったのだろうか?。

数々の矛盾点が浮き彫りになる中で、彼が想う近親者におけるパンストプレイとの関わりだけは、揺るぎない物と私は捉えていた。
ならば、目の前の彼との仮想セックスの中で、その答えを見出さなければならないのだが、以前と挿入が困難な状態は続いていた。
だが、私はもう一つの仮説を立てていた上で、今の状況を抜け出すヒントを思い付いていた。

「落ち着いて・・・・・・」

とりあえず彼の緊張を解す為に、私は身体を起して声を掛けて宥めた。
そのまま口づけを交して、官能的に雰囲気を作ったが、彼の物は微かに反応するだけだった。
さらに、勃起不十分のままだが、彼に抱きついてそのまま後ろに倒れた。
本来なら、お互いの身体が重なり、最後に向けて激しくなるはずだが、彼は高揚させて勃起を誘おうと舌を絡ませていた。
それでも、ほとんど変わらない彼の状態に、私はヒントで思い付いた事を試みた。

シュルル・・・シュルル・・・・・・

私は彼の身体を両脚で挟むと、室内にナイロンの摩擦音を響かせながら、ゆっくりと交互に摩った。
すると、彼の物は微かに反応して、私の中で蠢いたのを感じた。
私はさらに、彼の身体に抱枕のようにしがみ付いて、脚を激しく絡めた。

はあ・・・はあ・・・・・・

彼はたまらず口づけから逃れると、目を瞑りながら息を荒らして、身体越しのパンティーストッキングの感触を堪能していた。
次第に、彼の物は膨張し初めて、私の奥へと引き込まれていった。


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