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Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

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第9話 push-4

「ねえおばちゃん・・・私は平気だったんだよ?。ターちゃんが気持ち良いって言うから・・・私はあのままで良かったんだよ?・・・・どうしておばちゃんは邪魔しちゃったの?」

些細な子供の言動だったが、後輩とのトラウマで敏感になっていた私にとっては、まるで息子をたぶらかすようなセリフにも聞こえた。
幼い子供だけに、根も葉もない言い掛かりの様だが、なぜか私の頭に血が上っていた。
私が女の子を睨んだ、次の瞬間だった・・・・・・・。

パシッ・・・・・・・

気付けば、女の子の頬を手の平でぶっていた。
もちろん女の子は泣きだし、修羅場となった。
さらに、その声で驚いた長女も目を覚まして泣き出した。
泣き止んでた息子さえ、再びつられて泣いていた。
私は、子供達が泣く大音響を耳にしながら、その場に膝間ついた。
女の子に手をあげた後悔もあったが、己の性欲により引き金になった事も悲観した。

これを機に、息子の押し付け行為は、目にする事は無くなった。
私が女の子に手をあげたのも、余ほど答えたのだろう。
ただ、女の子との一件以来、短大の友人とは疎遠になっていた。
これで、息子の行為に歯止めが利いたならば、旧友の一人くらい失っても安い物だった。
非情な事だが、ここまで感情を麻痺させるくらいに、夫婦間の問題は深刻化していた。

これ以降、息子の性に関しては、私は踏み入れる事は無かった。
人並に歩んで、把握していく物だと、考えがあったからだ。
それでも、早めに見せた兆しだけは、私から受け継がれた性欲の賜物に見えた。
私は息子との空白を埋めるべく、彼との仮想セックスのシチュエーションを、リアルな物にした。

「はあ・・・はあ・・・お母さん言ったでしょ?・・・そんな事続けたら病気になるって・・・さあ・・・お母さんが教えてあげるから止めなさい・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

押し付け行為が続けられる中、私は彼の背中にしがみ付いて、過去の出来事とダブらせるように止める事を促した。

私はすでに、頂点が見えようとしていた。
それは彼も同じ事・・・光り輝く彼の先端がその証だった。
私もまた、パンティーストッキングを染み渡らせて、彼の物を待っていた。
後は彼の物を受け入れて、理想の形で迎える事を願うばかりだった。

はあ・・・はあ・・・・・・

彼は素直に行為を止めると、両手を付いて私の身体から離れて、息を切らしながら私を見つめていた。
その表情は、ふてぶてしかった時の面影は無く、何かに想いを寄せてるかのように、哀愁を帯びていた。
すでに、お互いが仮想セックスの中で、それぞれの相手に想いを寄せていたのだ。

「さあ・・・立って・・・お母さんの前に座りなさい・・・・・・」

彼は、私から胸を手でかざされると、そのまま立ち上がり、膝間付く様に正座した。
私も脚を広げたまま身体を起こすと、二人は向かい合わせに座っていた。
彼は両手を膝に置いたまま、目を瞑り黙って俯いていた。
私もまた、彼に合わせるように脚を横に崩して正座したが、濡れた股間のパンティーストッキングの感触だけは不快に感じていた。
それでも表向きには出さずに、彼の事を安らぎの表情で見つめていた。
まるで私は、初体験に緊張する少年を前にして、手ほどきする経験豊富な女の様だった。
形はどうあれ、私は再び甘美な世界に戻れた事を歓迎していた。
パンストプレイと言う異質な世界で、狂気に満ちた彼を思えば尚更だった。
私はこの空間を大事にしていこうと、仮想セックスの中の母親を演じた。

「ねえ隆広・・・お母さんがね・・・いつだったか隆広の事をきつく叱ったの覚えてる?。今みたいな事を続けたら病気になるって・・・でもね・・・あれは全部、お母さんの嘘だったの・・・隆広にはまだ早いと思って嘘ついちゃったの。本当はね・・・大人になったら誰でも経験する事なの。だからね・・・今の隆広だったら良いかなあと思ってるの。ちょっと、お母さんの隣に来なさい・・・・・・」

私は右隣りに座る様にと、ベットを叩いて手招きした。
俯いていた彼が、視線を私に向けて黙って立ち上がると、言われるがままに膝間ついて隣に座った。
狂気的だった彼が素直になったのも、仮想セックスの相手によるものだろう。
ならばその相手とは、彼よりも立場が上の人物・・・私が演じてる母親に近い存在なのか?もしくはそのものなのか?。
謎が深まりを見せる中で、私の想い描く仮想セックスは、母親による息子への禁断の性教育で幕をあけた。

―つづくー


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