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Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

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第8話 復讐の叫び-3

20代から40代までの幅広い好みで、それぞれ居た。
つまり、10代部門でのメンバーチェンジを試みて、私は別れを告げられた事になる。
危険なリスクの女性関係ばかりだが、店長の性癖に関係する一つの理由があった。
関係を持った女性の働く姿勢を見て、性的に興奮する事だった。
ベッドでの淫らな姿と、職場での凛とした姿勢のギャップがたまらなかったらしい。
店内の控室で、私も何度か口で処理をさせられた事があった。
時には、三人体制で一人を見張りに付けて、代わる代わる関係を持ちながら勤務する事も打ち明けられた。
そうなれば、関係を持った者同士は、全て筒抜け状態だった事になる。
つまり、私だけが自分だけの至福と思いながら、店長と関係を持っていたのだ。
どこか生真面目そうな私には、打ち明けるのを控えたらしい。
セックスマシンまで開花させておいて、呆れた話だった。
後輩に関しては彼氏持ちで、セフレとして境界線を引いて打ち明けたらしい。
これによって、10代、40代との歳の差コラボが実現する事を、得意気に店長は語っていた。

もちろん、自分一人と信じてきた私は、それぞれの女性に対して憎悪を募らせた。
他の複数と関係を持つ店長を知りながら、軽い気持ちでベッドを共にする行為は、私の築き上げた至福に対する侮辱だった。
店長との至福は、二人だけの物と私は常に信じて大事にしていた。
それでも店長にしてみれば、私はただの思い込みの激しい鬱陶しい女。
別れ際の足蹴が、その答えだった。

これを機に、二度と店長と会う事は無かった。
報復も考えたが、高校生の私などに何が出来る分けでも無かった。
気づけば受験が近づいており、私は試験勉強に没頭した。
店長の事も忘れようと必死になったが、一人部屋に閉じこもれば、つい思い出していた。
私が勉学に励んでる間にも、他の誰かと至福を迎える店長を想像するだけで嫉妬に駆られた。
私はたまらず、ショーツに手を忍ばせ自慰行為で気を紛らわした。
思い浮かべたのはなぜか、店長に抱かれる後輩の姿だった。
勤務先でも一番親しい関係だけに、裏切られた事への嫉妬心も尋常では無かった。
それでも、後輩のシチュエーションを思い浮かべるのは、嫉妬に駆られながらの行為に新たな快楽を見出したからだ。

回数を重ねて行くうちに、器具にも手を出していた。
おもちゃの手錠も買い、自ら両手に掛けて、器具を自分の中に沈ませていた。
その時思い浮かべたのは、拘束された私を目の前にして、見せつける様に後輩と行為に及ぶ店長の姿だった。
後輩は店長の背中にしがみ付いて喘ぎ、拘束された私はむせび泣いて嫉妬に狂いながらも、差し込まれた器具で快楽に導かれていくシチュエーションだった。
この頃から、私はマゾヒズムを想い描いて開花させていった。
私のマゾヒスティックの原点が、ここにあった。

私の想像での行為は、徐々にエスカレートしていった。
むしろ自分の想い描いた自由なシチュエーションでする行為は、セックスよりも虜になった。
当然ながら、勉強ははかどらずに、学校での成績も落ちて行った。
志望校も一つ一つと下がり、最後は三流の短大で落ち着いた。
それでも私は、悲観する事は無かった。
試験勉強から解放された喜びと、新たな出会いへの期待が膨らんでいたからだ。
この頃になると、店長との事は頭から消えて、他の異性にも興味が湧くほど余裕が出来ていた。
短大に進学すると、合コンを繰り返して男を漁った。
気に入った男が居れば、すぐにベッドで相性を確かめ合った。
基準となるのはやはり、店長とのセックスだった。
頭からは消えても、身体だけは覚えて疼かせた。
結局、店長ほどの男と出会う事は無かったが、それでも複数の男とのセックスを楽しんだ。
やがて、特定の恋人を作らないまま、短大生活は終わりを告げた分けだが、充実した性生活には満足していた。

卒業すると私は、三流企業のOLの職に付いた。
会社の合同新人研修会で、別支店だった2つ年上の前の夫と出会い、初めて恋にも落ちた。
きっかけは、研修先のホテルでの打ち上げだった。
隣り合わせで飲んでいた私は、話も弾んで意気投合した。
別支店だった夫は、そのままホテルに泊まる事もあり、部屋で飲み直そうと誘われて番号を教えられた。
当然、何の合図か把握していた私は、人目をはばかりながらも先に帰ってた夫の部屋を訪ねた。
私は部屋へ入るなり、酔った勢いで夫に抱きついては、すぐにベッドで身体を許した。
お互いが酒の口臭が残る中で肌を交わした分けだが、夫の腰つきはそれを忘れさせる程に、私を夢中にさせてくれた。
飲食後の口づけは控えめの私だったが、この時ばかりは夫の背中にしがみ付いて、何度も交わしていた。
気が付けば私の中には、夫の物が放たれていた。
幸いにも授かる事は無かったが、初めて味わう生温かい感触は、私の至福を特別な物にした。
愛の結晶が生まれる行為は、本当の意味での夫の愛へと変わった。


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