俺のM女調教日記(19)-13
佐恵子は鯉のように半分口を開け、放心状態になっていた。
真央にしている破廉恥なことを、自分のこととして感じているのだろう。
そのまま呆然としているのだ。
(逝ったな)
俺は直感した。
「佐恵子、真央を逝かせる前にお前が先に逝ってどうするんだ!」
「は、はい、ご、ご主人様、すみません」
佐恵子は虚ろであり、その眼は夢遊病者のように泳いでいた。
逝ったまま、放心しているのだろう。
ハァハァと息が荒い・・
あの佐恵子にしては珍しい。
真央に太いフランクフルトを押し込みながら、自分で感じて逝ったのだろう。
しばらく俺の調教がおあずけ、だったからなのか・・
それは分からない。
俺は、ここで佐恵子に(活)を入れなければいけないと考えた。
「バカヤロウ!なにやっているんだ、佐恵子」
俺は、呆然として床に半座りしている佐恵子の腹を蹴り上げた。
(ぎゃっ!)
激しく俺に腹を蹴られた佐恵子は、蛙のようにもんどりと倒れ込んだ。
もたもたしていて俺を怒らせた佐恵子には、愛の鞭を与えなければならない。
腹を抱え、忍び泣く佐恵子を俺は見下ろした。
(佐恵子、俺の試練の鞭を有り難く思え!)
俺は心の中で思いながら、ペニスは硬直し、勃起していた。
持っていた俺の革製の一本鞭は佐恵子の腹を、背中を思い切り叩いた。
ピシリっ!と乾いた音がして、悲鳴をあげた佐恵子の肌が赤くなる。
直ぐにそれはミミズ腫れのようになった。
フランクフルトを入れられた真央は泣きながら、
俺と佐恵子を怯えた顔をして見つめていた。
俺はニヤリとして(これがスタートの始まりなのさ)とうそぶくのである。