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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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再会-9

 思わず動きが止まり、呆然と郁子を見つめる武史と矢沢。床に寝転がったまま、郁子はいった。
 「酷い…」
テンパる矢沢。
 「酷いじゃねぇよ、このオカマ!」
 「オカマじゃないもん…!オネェだもん!!」
 「う、ウルセー!どっちでも一緒だ!!」
気が狂いそうなのは矢沢だった。
 「だからどうなっても知らないって言ったのに…」
静香が言った。その意味がようやく分かった。
 「お前、当然知ってたんだよな?」
 「ええ。郁子は性同一障害なの。警察には男として入ったけど、婦警に志願して配属されたの。もともとの名前は三上郁男。こっちではその事情を知ってる人間が多いから関西に勤務する事になったの。」
 「な、なんてこった!!俺は男をレイプしようとしてたのか!?」
頭を抱える武史。こんな間抜けな話はない。
 「くっそー、こんな事が瀬川涼子の耳に入ったら腹抱えて笑われるだろうがよぉ…!」
出鼻をくじかれた武史。
 「瀬川涼子も知ってたのか?」
 「当然…。」
 「あの女、俺をハメたのか!?」
郁子がゆっくりと上体を起こし口を開く。
 「あ、あなた達が勝手に私を拉致してきたんでしょ?」
 「うっ…」
何も言えない武史。
 「おい、ちゃんと抑えてろ!」
 「い、嫌っすよ!!」
 「ダメだ、これじゃただの笑い物だ!おい、取り敢えずそいつをレイプしろ!?」
 「いっ!?い、嫌っすよ!ホモプレイじゃないっすか!?」
 「心は女だ!目を瞑ってケツの穴に入れろ!」
 「そんなムチャな!?」
 「せ、成長した姿を見せろ!!」
 「じ、じゃあパワーアップした姿を俺に見せて下さいよ!アニキ!」
 「…、無理!!」
 「でしょ!?俺だって無理っすよ!!」
武史は目を閉じ気持ちを落ち着かせる。
 「わ、悪かった…少し落ち着こう…。」
 「は、はい…。」
厄介な獲物にレイパー達は混乱した。混乱した頭を正気に戻すのが大変であった。武史が煙草を吸う。すると2人はやっと少し冷静になれた。


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