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汚れた教室 〜教室長マヤの日常〜
【レイプ 官能小説】

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愛欲の罠-3

 やがて穏やかな音色と共にエンドロールが流れ、ぱらぱらと客が席を立ち始めた。
 オレンジ色のダウンライトが灯るのと同時に、マヤはすっと体を引き、繋いでいた手を離す。
 呆然とした様子の久保田に、優しく微笑んで見せる。
「良い映画だったね……連れて来てくれてありがとう」
「い、いえ、そんな……あの、僕の方こそ、先生と一緒に観に来ることができて……嬉しかったです」
 紅潮した頬。
 そんなに暑いわけでもないのに、久保田の額には汗が光っていた。
 座席に座ったまま顔を近付ける。
「ねえ、何かお礼をさせてほしいな。この後は何か予定入ってる?」
「えっ……? いや、そんな、お礼なんて」
「よかったら早めの夕食をごちそうさせてくれない? わたし、こう見えても料理は得意なの」
「それは……で、でも……」
 悲しげにうつむく。
 意識的に肩を落とす。
 髪がさらさらと顔を覆い、久保田の位置からはマヤの表情が見えなくなる。
「ごめんなさい、そうよね……わたしなんかに誘われても、久保田くん困っちゃうよね……」
「あっ、あの、そういうわけじゃ……ただ、申し訳ないっていうか……」
「いいの、無理しないで……忘れて」
「ち、違います! 無理なんかしてないし、僕は……もっと先生と一緒に……あの、とにかく、ご迷惑じゃなければ……ごちそうになります」
 久保田の顔がさらに赤みを増し、こめかみを伝って汗が流れ落ちる。
マヤは顔を上げ、パッと表情を輝かせた。
「本当? じゃあ、わたしの部屋に来てくれる?」



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