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たねびとの歌V
【ファンタジー 官能小説】

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ミッキィ-3

そのときわしはタンクトップとキュロットスカートを足から抜き取ろうと引っ張った。
そうはさせじと足先を広げるミッキィだが、わしはとうとう引っ張って脱がした。
その弾みで広がった足の間にわしは顔を突っ込むと一気にパンツの上からミッキィの股間に顔を埋めた。
「あああ……信じられない。き……君、なんてことするの……レディに向かって」
「この布一枚の下には何があるのかな?」
わしはちょうどクリトリスの辺りに口をつけるとふぅっと息を吹きかけた。
「あっ……ぁあ……やめ……やめて……君……なんてことするの……きゃあ」
わしはパンティの割れ目にそってベロでそっとなぞった。
ミッキィは太腿をぱたぱた言わせてわしの頬を揺すったが、かえってそれは自分のオマンコに振動が伝わって行く結果になった。
わしはパンティの股間の部分を横にずらしてオマンコを剥きだしにしてベロで舐めた。
「ぁふん……き……君、駄目だよ……ぅふん……だ……駄目だったら」
「駄目よ駄目よもなんとやら……」
「なんとやらって何? ぁあん……んっ……んっ……はぁああん」
「この豆なんだろう。はぐってみよう」
「ひゃっ……いや……むいちゃ駄目……ぁぁああ……」
「豆よ、大きくなぁれ……ぺろぺろぺろと」
「んぅうっ……それ……やめ……」
「あっ……大きくなったぞ。芽が出て来たぞ」
「も……もうっ!」
いきなりがぱっとミッキィが起き上がるとわしの頭をポカポカと殴った。
グーで殴ったんだぞ。見たら泣いていた。
「夢の中の君は私をお姫様抱っこするところから始めたのに、なにこれ?」
「わしは腰が悪いから抱っこできんよ」
「夢も希望もない種付けじゃない」
「だからそれは夢だったんだって」
ピシッとわしの頬が鳴った。ミッキィがわしを平手で叩いたんだ。
今度はパーだぞ。パーだ。
次はチョキで目潰しに来るかも……ジャンンケンか……。
自分でぼけて自分で突っ込んでりゃ世話ないやね。
だがミッキィは冗談どころではなかった。わしを睨みながら顔を震わせていた。
「絶対してもらう。お姫様抱っこから……その前にお布団敷いて」
わしは怖くなって……布団を敷いた。
するとパンイチのミッキィが腕を組んで胸を隠しながらむっとした顔で待っていた。
「なあ、お姫様抱っこは無理だ。腰を痛めたら種付けができなくなる。
おんぶで許してくれ」
そういうとわしは背を向けた。
「スティーブン、君はもっと低くしてくれなきゃ」
「あんまり低くすると、立ち上がれなくなるから飛びついてくれ」
「ぅぅぅ……小学校のときの跳び箱を思いだすよ。行くよ」
「うわわわ……たたたととと」
「ち……ちゃんと歩いてよ、ふらふらしないで」
「あんたが離れてるからだ。もっと体をくっつけてくれ」
「こうかい」
「よし、安定してきた」
そうやってわしは布団まで運んでミッキィを寝かせた。
「次はどうするんだ?」
「君は優しく微笑んで、『ミッキィ、僕のベェビィ……愛してるよ』と言ってキスするの」
「種付けに『愛してる』は必要ないんじゃあ……」
「お願いだから……君……何も世界を征服してくれとか頼んでないでしょ」
わしはまた自棄になって来た。この屁理屈を聞くと頭が痛くなるんだ。
「わかった……ミッキィ……ええと、ベビィ……愛して……」
「るっ……るっ……るって言えないの?」
「るっ」
それからわしはミッキィの口を口で塞いだ。
何故かこいつは口が悪いくせに、キスは甘酸っぱいのだ。
こうやって口を塞いでいると相手も余計なことを言わないし、気持ちが良いから良いもんだ。
舌を入れると向こうも舌を入れて絡めて来た。うんうん、良い雰囲気だ。
きっと夢の通りなんだろう。それは結構毛だらけ……。ああ、よかったですねぇ。
それは大変良うございましたって……。あっ、口を外された?
「ちょっと君……心込めてる? 駄目だよ、他所に行っちゃあ……」
「この後、どうするんだ?」
「耳とか首筋とか鎖骨のくぼみとかをキスしてそれから胸に行ったじゃない」
「ところで、あん……ミッキィの性感帯はどこなんだ?」
「脇腹もそうだけど……一番はなんと言っても脇の下だよ」
「そこはまずいだろう。だって匂いがきつい……」
「ひどい……そんなにきつくないよ……どうしてそんなこと言うの?
聞かれたから答えただけなのに。夢の中では丁寧に舐めてくれたよ」
もうやけくそだ。
わしは頬や瞼や耳たぶ、そして首筋や鎖骨の窪みを吸ったり舐めたりした。
「ぅふん……好きだよ、スティーブン、愛してる」
「ちょい……そのスティーブンってのは別の男のイメージが浮かんで邪魔くさいから、ヒデオにしてくれ。
わしもかなり折れてるから、あんたも妥協してくれ」
「じゃあ……ヒデオ……好きだよ……ヒデオ、愛してる」
「うん、それならまあ、良いだろう」
わしは愛してるごっこにちょっと機嫌を直して、ちょっと脇の下に鼻を持っていった。
かすかな匂いがしたが、それ程臭くもない。
一応後学の為に舐めておくかと思った。でもって、ぺろりと……。
「ぁぁぁあ゛あ゛ぁぁ……ぅぅぅきき……気持ち良い……」
突然、こいつが猫状態になってしまった。全身の骨が抜けたみたいになったんだ。
 


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