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Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

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第5話 性交履歴書-3

むしろ、人材不足による経営難が進行する当社としては、先行き見えぬ収入面と技術面の両立にこだわるよりも、事業を活性化する上での起爆剤となる、彼の若さ故にみなぎり溢れる技術力に期待していた。
とりあえずは、当社の面接による技術面での審査を受けてもらう為に、彼に連絡をとった。
この段階で、容姿に関しては不明で、履歴書にも写真は同封されてなかった。
それでも、経営難に陥った当社としては、彼の様な若い技術力による早急な対応が先決であり、容姿よりも技術面を優先した。
しばらくして、面接当日を迎えた分けだが、実際彼を目にした当社としての反応は、予想を遥かに上回るほどの優れた容姿に驚かされた。
当社の事業方針とは方向性の違う、営業面での活躍も期待できた。
以前は、『甘美なセックス』も事業方針による営業スタイルだったが、人材の高齢化により営業面での縮小と共に自然と消滅した。
もし彼の様な容姿に優れた若い人材を当社に受け入るならば、事業方針でのテコ入れとして『甘美なセックス』も営業面の復活として検討しなければ為らなかった。
まずは、『甘美なセックス』も面接項目に加えて、彼に審査を受けてもらう事にした。
当社としても、しばらくぶりの面接項目であって、彼の様な若い人材を受け入れる機会として『甘美なセックス』は重要であり、期待を掛けて面接に望んだ。
しかし、彼は大胆にも、面接官に対してパンティーストッキングの着用を義務付けた。
しかも、全裸での着用で、当社の事業方針とも大きくかけ離れていた。
それでも、志望動機の一つにあった、『性癖の理解を求める』事を理解した上で面接の機会を与えた分けだから、当社としても彼の要望に答える義務はあった。
とりあえずは、当社としても彼の要望通りに、面接官に対して全裸でのパンティーストッキングの着用を義務付けて、急きょ審査項目に追加した『甘美なセックス』から審査は始まった。
まずは面接官の判定だが、営業面での飛躍が期待できる彼の優れた容姿をもってすれば、『甘美なセックス』の審査項目は何の問題無く合格ラインに達した。
面接官が審査業務を忘れるほど、彼の『甘美なセックス』は魅力的であったとの報告を受けた。
次に、当社が一番に気に掛けてる技術面での審査に入る分けだが、その前に彼から面接官に対してのクレームを受けた。
クレーム内容の方は、審査における面接官の当社に対する体制の批判、さらに暴言とも受け止めかねない数々の言動。
これらの事を踏まえて、当社としても彼に対して、産業スパイによるサディスティック攻撃の疑いを掛けて、早急に対処する事を決めた。
しかし、彼を対処していく中で、面接官の当社に対する姿勢がマゾヒズム体制だった事が浮き彫りになってしまった。
こうなると、当社のコンピューターと連動した面接官におけるマゾヒズムシステムは、彼のサディスティックプログラムと同調する恐れがあり、不正アクセスによる機密情報流失の可能性も強まった。
これを踏まえた上で、当社としても早急に対応を試みたのだが、すでに手遅れであり、コンピューターウィルス『パンストプレイ』によるマゾヒズムシステムの破壊が始まっていた。
これにより、マゾヒズムシステムと連動した当社のコンピューターにおける個人情報の一部が、コンピューターウィルス『パンストプレイ』の侵入により、面接官を通じて彼のもとに流失したと思われる。
この報告内容は、当社の再建を掛けた計画に影を落とす形となり、今後の事業方針の展開によっては、彼の傘下に降る懸念の可能性が浮上した。
仮に、当社が彼の傘下に降るような方針を打ち出した場合、予想される想定として私は・・・・・・。

・・・・・・私は・・・・・・

・・・・・・私は服従して彼の言いなりになり、今後予想される事業展開としては、彼に罵倒されながらも、パンティーストッキングを履いたまま前から後ろからと攻め立たれ、当社は快楽ののちに、事業方針の修正をはかり、今後とも彼の傘下の元で、犬となり奴隷となり服従を誓い、当社の再建に向けて私は・・・「ヒロミさん」・・・私は・・・「ヒロミさん?」・・・私は・・・・・・

「ヒロミさん!?」・・・・・・はっ!?・・・・・・

「ふふ・・・ヒロミさんどうかされました?。先ほどから僕が名前を呼んでいるのに、ヒロミさんは急に呆然とされて・・・・・・。過去によほど辛い事があったようですね。それとも・・・まったエッチな事を考えてましたか?・・・ふふ・・・・・・」

「ち・・違うの・・・私はただ・・・・・・」

私は、彼に出会う前の事を打ち明けてる内に、過去を思い出してしまい呆然と浸っていた。
その振り返る過去の中で、私の性欲に耐えかねた夫との離婚、さらに、家族の為にと再婚相手を探すと称した、男遊びに満ちた淫行まがいの婚活、全てが、私のセックスライフの上で成り立ち、人間関係、家族をも巻き込んでいる事に改めて気づいた。
そして目の前の彼は、ただ身体目的だけの若い男・・・私は過ちを繰り返して行く中で、彼に辿り着いた。
彼の若い身体で慰めてもらう事により、過去の過ちから逃げようとしていたのだ。
私はそれら全てを正当化しようと、危険な妄想へと逃げた。
彼と出会う事は、経営理念における人材確保の為の正当な審査だったと・・・・・・・。
しばらくして、彼の呼ぶ声で現実に戻された分けだが、改めて気づけば全裸にパンティーストッキングだけを履いて両腕を縛られた中年女と、それにいきり立たせた全裸の美青年が一緒にベッドを共にする、異様な光景が広がっていた。

―つづくー


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