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Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

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第5話 性交履歴書-1

パシッ!・・・パシッ!・・・パシッ!・・・・・・

彼は、しばらく続けていた。
微かな刺激だが、私も快楽に誘われていた。
パンティーストッキングに縛られた感覚を見出した私にとっては、叩きつけるセンターシームは愛のムチだった。
それでも、微かに感じる刺激に、まるで焦らされるようで我慢できなくなり、私は自ら行為に及ぼうと、パンティーストッキングの中に指先を忍ばせた。

「何て、はしたない手つきなんだ・・・自分でするなんて僕が許しませんよ」

彼は、パンティーストッキングに忍ばせた私の指先の手を掴み、上に掲げながら話した。

「お願い・・・私もう我慢できないの・・・早くイキたくて我慢できないの・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

「本当にヒロミさんはイヤらしい人だ・・・・早く気持ち良くなりたいからって、自分の手でしようなんて・・・・・・。そうだ・・・この手つきが全て悪いんですね。だったら・・・こうしてあげます」

彼は、ベッドの横のテーブルに置いた、自分のマフラーに手を掛けた。
そのまま私の掴んだ手を、もう片方の手と重ねて、両手首をマフラーで縛った。

「ちょっと・・・駄目よ!・・・何をする気なの!?。お願いだから解いて!」

私は縛られた両手を、胸元で祈る様に握りしめながら、身体を揺さぶり抵抗を試みた。
もちろん、自然と出たマゾヒズムとしての演出だった

「ふふ・・・ヒロミさん・・・その姿とてもお似合いです。裸にパンストを履いて縛られてる姿は・・・まさしくパンスト奴隷。つまり・・・ヒロミさんは僕の奴隷になったようなもの・・・これからは、必ず僕に服従してもらいます。絶対に、嫌とは言わせません・・・むしろ・・・嫌とは言わなくなるでしょうね・・・ふふ・・・・・」

彼はそう言いながら、私の両脚をM字に広げて両手で押さえた。
まるで蛙の標本の様に、私は仰向けで身動きが取れなくなっていた。

「いやっ・・・何て格好させるの・・・お願いだから・・・もう少し普通にして・・・・・・」

「何を言ってるんですか・・・これが普通ですよ。普通のパンストプレイをしているだけですよ・・・ふふ・・・・・・。しかし・・・ヒロミさんの匂い強烈ですね。まるで、トイレの様な匂いがしますよ」

彼は私の両脚をM字にして押さえつけたまま、顔を近づけていた。

「だって・・・私はシャワーを浴びてからの方が良かったのに・・・タケルさんがいきなり・・・・・・」

「別に弁解する必要はありませんよ。何も・・・この匂いが嫌いだからと言って、僕はヒロミさんの事を責めてる分けじゃ無い・・・むしろ・・・好きな方です」

彼はそう言いながら、パンティーストッキング越しに濡れた私の物へと顔を埋めた。

「すぅ・・・すぅ・・・・・本当にヒロミさんの匂い強烈です。アンモニアの匂いが鼻に吐きます・・・でも・・・このツーンとくる匂いがたまらないんです・・・もっと僕にヒロミさんの匂いを嗅がせて下さい・・・すぅ・・・すぅ・・・はあ・・・はあ・・・何て中毒性の高い匂いなんだ」

「お願いだから・・・リアルに言わないで・・・・私、もう耐えられないの」

「リアルに言わないでとは・・・ヒロミさんの匂いがまるで粉チーズを振りかけた様な匂いとか・・・それどころか・・・腐った生ごみのような悪臭を放つ匂いだったとかですか・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

「だから・・・これ以上はお願い・・・私はタケルさんに愛してもらいたいだけなのに・・・・・・」

彼のサディスティックな言動は、私の予想をはるかに超えていた。
私の想い描いたマゾヒズムは、彼のサディズムの世界がのみ込む勢いだった。
私はマゾヒスティックを脱いでしまえば、男にただ罵倒されるだけの哀れな女。
それでも、至福の頂点に昇る切符だけは欲しかった。

「ええ・・・ですから・・・僕はヒロミさんの事を愛してあげてますよ・・・こんな風に・・・・・・」

チュッ・・・・・・

「あっ・・・・・・・」

彼は突如と、パンティーストッキング越しのクリトリスに口づけをした。
私は不意を突かれて、思わず声が出た。

「ふふ・・・相当敏感になってますね。もう我慢できませんか?」

「はあ・・・はあ・・・だから・・・さっきから言ってるじゃない・・・私もう我慢できないの・・・イキたくてしょうがないのよ!」

「ヒロミさん・・・相当イラついてますね。まあ・・・早く気持ち良くなりたいのも、分からなくもないですよ。あなたは、イヤらしくて・・・とてつもなくスケベな女・・・セックスが雄一の慰めですからね」

「そうよ・・・私はセックスが大好き・・・セックスが好きだからタケルさんを選んだの・・・・・・。それに・・・性癖の事なんて書いてあるから・・・ただの身体目的だと思って私は・・・私は・・・・・・」

「私は?・・・私はどうしたんですか?・・・私は簡単にセックスが出来ると思ったから・・・とでも言いたいんですか?・・・ふふ・・・・・・」

「あなたの言う通り・・・私はセックスが目的だったの。私はあなたのような・・・タケルさんの様な若い人と最高のセックスをしたいだけだったの。もう他の人には・・・うんざりだったわ。幸せにするとか言いながら・・・最後は下手なセックス・・・加齢臭をまき散らされて・・・まるで動物の交尾の様なセックスに耐えられなかったの。だから私は・・・私は・・・私は・・・・・・」

・・・・・・私は・・・・・・

マゾヒスティックを脱がされた私は、素に戻っていた。
ならば彼のサディスティックな言動は、私にとってはただの言葉の暴力でしかあり得なかった。
言葉の暴力に屈した私は、素の気持ちを改めて伝えていた。
そこに隠されたのは、彼と出会う前の数々の男との関係だった。


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