私生活

【ノンフィクション その他小説】

世界は時々美しい-1

太一と別れたことを、ユウトさんにも早坂さんに言わないことにした。


ユウトさんは言うことにより、距離をより置かれることを恐れた。


早坂さんは言うことにより、交際を迫られることを恐れた。


早坂さんは好きだったけれど、まだ付き合いたいとか、


そういう気持ちにはなれなかった。



結果的に、私がフリーなのを知っているのは、しょうちゃんだけになった。