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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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完全消滅レイプ-1

 「今日はミーティングなのにどうして誰も来ないの?」
今日は月一回の定例ミーティングの日だ。いつもなら30分前にはみんな揃っているところが、今日は誰も姿を現さない。優子はまず果歩と美奈子に電話をするが出ない。そして愛美に電話をかけた。
 「愛美、今日はミーティングでしょ?みんなを集めて早く来てくれる!?」
少し苛立つ優子。しかし意外な返事に戸惑う。
 「社長、私達全員、もう辞めさせて戴きます。」
 「えっ!?ど、どういう事!?」
慌てる優子。
 「昨日の仕事先で、私達の悪事がバレました。それを責められて私達全員、レ…レ…」
 「な、何…?」
 「レイプされました!!」
 「な…何ですって!?」
思いもよらぬ返事に驚く優子。
 「あと、社長が私達には内緒で口止め料取ってるとか…。数々の悪事の責任を取ってもらうって、全員がレイプされました…。私達はもう嫌です!今までありがとうございました!私達はもう続ける事はできません。みんなの総意です。」
 「ち、ちょっと!!」
電話は切られた。再度かけ直してももう出なかった。
 (レイプされた…?嘘でしょ…?)
あまりに信じらんない話に唖然とする。
 「昨日の派遣先はコスモ出版社ね。乗り込んで真偽を確かめてやる。」
優子はいつも用心棒として雇っている男2人を呼び寄せる。族あがりのチンピラだ。すぐに駆けつけ優子を車に乗せコスモ出版社なるタウン誌の事務所に向かう。
 「このビルの2階ね。行くわよ?」
男2人を従えて階段を上がりドアを開ける。
 「え…?あれ…?」
事務所があるであろう部屋の中には何もなかった。
 「優子さん、入居者募集って書いてありますよ?」
よく見ると窓には入居者募集の貼り紙が貼ってある。
 「ど、どういう事…?」
優子は貼り紙の下に書かれてある管理者に電話をしてビルの最上階にある管理事務所を訪ねた
 「え?その部屋ですか?あー、最近までアダルト雑誌の出版社が入っていたんですけどね、先週夜逃げしちゃったんですよ。何でも無理矢理女の子を連れ込んでいかがわしい写真とかビデオを撮影してて、それが警察にバレたとか何とか言ってましたかな??」
 「えっ?昨日、この事務所は使われてませんでしたか?」
 「いや、そんなはずはないですよ?あ、電話はビルの管理なんでそのままですけどね。解約するの忘れてました。」
 「ここ、タウン情報誌の出版社じゃなかったんてすか?」
 「表向きはね。実際いかがわしい雑誌の会社だったみたいですよ?まぁ地元の女の子を連れ込んでそういう写真撮ってたんだから、ある意味タウン情報誌なんでしょうがね。」
 「その会社の連絡先は…?」
 「知ってたらこっちが教えて欲しいですよ。使用料も電話代も未納なんですからね!全く!」
 「そ、そうですか…。分かりました。」
優子は何の手掛かりもなく管理事務所を後にした。
 「一体どういう事よ…。私が契約したあの会社の男は一体何者だったの?」
 「罠ですかね?俺達がやってる事に気づいた奴の仕業か…、それとも被害者の復讐か…。」
 「つーか、みんなに辞められたらヤバいわ…。仕事にならない。ったく!レイプされたぐらい何よ!その分。いえ、それ以上いい思いさせてやってるじゃない!」
廊下で声を荒げる優子の声が管理事務所に聞こえた。
 「レイプされたぐらい何よ、か…。フフフ。」
覆面をしていないレイプ犯がニヤリと笑った。


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