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隣の青い鳥
【幼馴染 官能小説】

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成り行き-7

「ちょっと、亨っ!退い……」

「姉ちゃん……ノーブラ……」

「んぎゃあぁっ」

 お約束というか何というか、亨は私の胸に顔を埋めていた。

「やっ…ちょっと!」

「柔らか〜い」

 亨は逃げようとする私の背中に腕を回してがっちり動けないようにする。
 そして、うにうにと胸に顔を擦り付けて柔らかさを堪能した。

「っ!」

 亨の鼻が乳首をかする度に声が出そうになり、慌てて左手で口を押さえる。

「Dカップあるかもね」

「かもね、じゃなくてあるのっ!」

 思わず手を外して言い返したのがまずかった。
 ニヤリと笑った亨が服の上からかぷっと乳首を噛んだのだ。

「あぅんっ」

 服越しだから痛くなくて丁度良い刺激。

 やだ……気持ち良い。

 私は再び口を手で塞いで溢れる声を我慢する。
 亨は私を見ながら歯で軽く噛み噛みして、反応を伺っていた。
 その目はニヤニヤと挑戦的に笑ってる。

「っぅ……ふぅ……んぅっ」

 私も負けじと亨の目を見たまま声を我慢。

 5歳も年下の研究オタクに鳴かされて堪るもんですか!
 うぅ……でも、生理的な涙が溢れてきて視界がボヤけてきた……。

「んっ……んんン」

 いつの間にか亨の手が反対の乳首を弄っている。

「詩緒姉?気持ち良い?」

 口を離した亨は指で乳首を摘まんでくりくりしながら私に聞いた。
 私は必死に首を縦に振る。

「じゃ、声聞かせてよ」

 それには首を横に振った。

「ダ〜メ、ほら、手離して」

 亨が私の手を口から引き剥がし、その指をきゅっと握って私を見つめたまま唇を押し付ける。
 その仕草に男っぽい色気を感じて胸が高鳴ったと同時に、子宮がズクンと疼いた。
 いつもムサ苦しい研究オタクなくせに、このギャップは反則。

 ダメだ、負けた……もうどうでも良いや………。

「……詩緒……」

 亨が囁いて顔を近づけ、私は目を閉じてそれを受け入れる。
 右手から亨の眼鏡が滑り落ちて、カシャッと乾いた音をたてた。
 正しい位置で重なった唇は、さっきのお遊びのようなものじゃなくて男と女のキス。


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