投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

隣の青い鳥
【幼馴染 官能小説】

隣の青い鳥の最初へ 隣の青い鳥 5 隣の青い鳥 7 隣の青い鳥の最後へ

成り行き-6

「あ、ごめん……キスしたいなって思って」

 亨はバツの悪そうな顔で私に謝る。

 また同じ事考えてた……思わずぷっと吹き出してしまった。

「詩緒姉ちゃん?」

 怒られるかも、と構えていた亨が至近距離で私の目を覗き込む。

「私達さっきから同じ事考えてる」

「え?」

「私も猫みたいって思ってた」

「……キスしたい……も?」

 亨が戸惑った口調で聞く。
 影になってて分かんないけど、絶対に顔が赤いハズ。

「うん」

 私の返事に目の前の亨の喉が上下に動いた。
 そして、そのままゆっくりと顔が降りてきて唇が重なる。
 逆さまのキスなんて初めてだけど悪くない。
 何度か啄むような軽いキスの後、亨が唇を離す。

「なんか照れる」

「そだね」

 額を合わせて2人で笑う。

「何やってんだかな」

「ホント……お酒って怖いわぁ」

 酔った事にして右手で亨の眼鏡をひょいっと取った。

「あ?」

 だって、私も顔赤いもん……見られたくないし。

「馬鹿っ見えないんだって」

 手を伸ばしてソファーの背もたれを乗り越えた亨は、目測を誤って思いっきり私にのし掛かる。

「んにゃっ」

「ふぎっ」

 2人して妙な声をあげてソファーに倒れた。

「いったぁ〜」

「…………」

 下敷きになった私はひじ掛けにぶつけた頭を擦る。


隣の青い鳥の最初へ 隣の青い鳥 5 隣の青い鳥 7 隣の青い鳥の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前