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隣の青い鳥
【幼馴染 官能小説】

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成り行き-2

「だからって何でリビングで公開オナニーなワケ?」

 私は亨に視線を戻してジト目で睨む。

「いや……この大画面でAV見たら良いだろうな〜って前々から思ってたんだ」

 で、見るだけでなく扱きたくなった……というワケね。

「欲求不満が溜まってんなら女抱きなさいよ?」

「え〜?彼女とか面倒くさい」

「ソープとか色々あんじゃん?大体、付き合った事も無いクセに偉そうに……」

 ムサい研究オタクなどとお付き合いしたいと思う女が居るとは思えない。

「む……失礼な。僕にだって彼女ぐらい居ました」

「え?!そんな物好きが?!」

「益々失礼な……まあ、2ヶ月ぐらいでフラれたけどね」

「ああ、思った通りの結末ね」

 どうせ研究に熱中し過ぎてほっといたんでしょうよ。

「つうか、腹減ったぁ〜」

「あ、そうね……簡単でいいわよね?」

 私は冷蔵庫の中を確認して、簡単な炒めものとスープ作りに取りかかった。



「はい、召し上がれ」

「いただきます」

 亨はお行儀良く挨拶して食べ始めた。
 特別背が高いワケでもなく、ムキムキなワケでもないくせに相変わらず良く食べる。
 私が唖然としている間に亨は勝手におかわりをついだ。

「詩緒姉ちゃん?食べないの?」

「何か見てるだけでお腹一杯」

「ははっ、何それ?詩緒姉はもっと食べた方がいいよ?ペチャパイじゃ誰も抱いて……痛っ!!」

 余計な事を言おうとした亨の脛をテーブルの下で蹴ってやる。

「うるさいっ!これでもDカップあるんだから!」

「寄せて上げて?」

「……っう……」

「図星〜」

「うるさいうるさいっ!亨にはデザートあげないからっ」

「うわっごめんなさいっ!詩緒ちゃん巨乳!詩緒ちゃん爆乳!」

「嫌味に聞こえるぅ!」

 いつもの他愛の無い口喧嘩。
 私と亨はいつもこんな感じだ。




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