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my dear
【女性向け 官能小説】

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-1

通い慣れた道を足早に駆け抜け、聞き慣れた無機質のインターホンを鳴らす。


「おかえり」


すぐさま白いドアが開かれ、蛍光灯の光とともに愛くるしい笑顔が現れた。


ふんわりと巻かれた柔らかい髪、くるんと上向いた睫毛は大きな丸い瞳にユラユラ揺れて。


グロスで綺麗に光る唇が、先ほどの濡れた羽衣の唇を思い起こさせた。


たまらず俺は玄関先で、彼女の頬を両手で挟むと強引にその唇を奪った。


「んっ……」


羽衣とは違う、弾力のある唇を食むように味わいながら、舌を軽く吸い上げ歯の裏をなぞると、彼女の背中がビクンとのけぞった。


「ど、どうしたの、陽介?」


いつもと違う俺の様子に、恵(めぐみ)は顔を離した途端、戸惑った顔で俺を見上げた。


「んー、無性にメグとヤりたくなった」


そう言って、玄関から中に入るとそのままもつれるように壁にメグの身体を押し付けた。


すでにTシャツ姿にスウェット素材のショートパンツとラフなカッコに身を包んだ彼女。


もう我慢はさっきから限界を越えていて、狭い玄関に恵を立たせたままいきなりショーツの中に手を入れた。


しかし、まださほど濡れていないそこ。


俺は一旦その手を戻すと、Tシャツの裾から手を差し入れ丸い乳房をそっと掴んだ。


「やっ……! 陽介、あたしまだお風呂入ってな……」


拒む口は、キスで再び塞いでやる。


手のひらで転がる乳房の先端を時折親指で弾いてやると、一層強張るメグの身体。


「……はあっ、あ……ん!」


そのままTシャツを一気に剥ぎ取ると、ブラもつけていない豊満なバストが目の前に現れた。


もはやベッドに移動する余裕なんてなかった。


露わになったメグの胸に、思いっきり顔をうずめる。


普段つけている甘い香水の香りが汗と混ざってなんとも官能的な匂いと発していて、俺を甘い誘惑へ誘っている。


尖る乳首を舌で激しくしごき、チュパチュパと音を立てて吸い上げてやると、次第にメグの吐息が乱れてきた。


「ああん……っ、はあっ……」


メグの吐息に煽られ、俺はそのまま尖らせた舌を腹に滑らせつつ、一気にショートパンツとショーツをずり落とした。


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