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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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女子高生連続レイプ-12

 車で帰る武史と矢沢。
 「アニキ〜、鬼っすね。今までの中で一番残忍でしたよ?」
 「思わず、な。」
 「あの婦警がいたからですか?」
 「かもね。」
 「でもあの婦警のマンコに拳銃突っ込んだ時はゾクゾクとしましたよ!ありゃたまんなかったっす!」
 「そうか。」
 「アニキ?何か歯切れ悪いっすね?どうかしましたか?」
壮絶なレイプをした後にしてはテンションの上がらない武史を心配する矢沢。
 「別に何もないよ。燃えすぎてリバウンドがきて疲れただけだよ。」
 「そっすか。いやでも今日は凄かったっすよ。ますます尊敬しました。」
極悪レイパーを尊敬しまくる矢沢。家の近くまで送り届け別れた。
 一人運転する武史。覆面を取り呟いた。
 「…あ、あれはやりすぎたかな…」
翔子にした行為はさすがに度が過ぎたかと、柄にもなく心に引っかかった。それは死にそうな顔で必死でごめんなさいと謝った翔子の姿が頭に焼き付いていたからだ。基本的に何も悪くない女には手を出さない武史。懸命に謝る翔子を思い出すと不思議と心が痛む。
 「くそ!何で心が痛むんだ!」
ハンドルを叩く武史。
 「こんなんじゃ最強のレイパーになれねぇじゃないかよ!」
葛藤する武史。どうしても死にそうな顔で泣きながら謝る翔子の顔が忘れられなかった。とことん女を苦しめる快感と、涙への罪悪感が混同し自分の気持ちに釈然としなかった。
 「くそ…、取りあえず雑念を振り切るしかないな…。」
武史は翌日ある行動を取る。
 翌日、すっかり周りに怯えながら道を歩く順子の前に突然覆面男が現れた。
 「い、嫌…、わ、私もう何も悪い事…」
怯える順子。
 「安心しろ。今日は報告だけだ。」
 「報…告…?」
 「ああ。とうとうおまえらの元総長をレイプしてやったからさ。」
 「し、翔子を…?」
 「ああ。おまえらは朝倉翔子が憎いんだろ?これを見て気分でも晴らせや。」
武史はディスクを渡した。
 「おまえらの元総長さん、泣きながら俺に謝ってたぜ?興奮したよ。思わず興奮して首を絞めて殺す寸前まで行ったからな。あれだけの事されたら自殺するかもな?フフフ、じゃあな。」
武史は去って行った。
 (今更何のつもり…?)
意図が全く分からない。しかし酷い目にあった悲しみや怒りを、全部が全部翔子のせいではないと思いながらも矛先にしてしまった罪悪感もあった。気は進まなかったが家に帰りそれを見た順子。気づけばメンバー全員に電話していた。
 その日の夜、深夜にもかかわらずメンバー全員が集まり翔子に会いに行き、部屋で自殺を考えていた翔子を救った。翔子を救ったのは友情だった。


 「今頃自分達を救う為に体を張った総長さんの気持ちを分かった頃かな?あの馬鹿なガキどもは…。」
武史は部屋で煙草を吸いながら呟いた。
 「もうガキはいいや、メンドクセーから。さて次は誰をレイプしようかな…」
完全な非情なるレイパーになりきれてない自分を奮い立たせる武史なのであった。


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