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兄妹以上、恋人未満
【幼馴染 官能小説】

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兄妹以上、恋人未満-2

 高校3年になって学校や予備校の入試対策授業が増え、受験勉強もいよいよ総仕上げという10月下旬。たしかその日は父親と母親が祖母のところに泊りこみで出かけていたか何かで、夜遅くに帰宅すると家には誰もいなかった。わたしの家は2階建ての小さな戸建住宅で、1階に両親の部屋とダイニング、2階にわたしの部屋と、すぐ隣にひとつ年下の弟の部屋がある。

 階段を上がると何か物音が聞こえてきたので、てっきり弟がいるのだろうと思って声をかけた。でも返事は無いし、部屋の電気は消えていて真っ暗だった。

「マサル、いないの?」

 ドアが少し開いていたので、そおっとのぞいてみると、誰もいない弟の部屋でテレビだけがついていた。どうせ彼女に急に呼び出されたとかで、あわてて出て行ったに違いない。しょうがないなあ、とテレビを消そうとして部屋に入ったところで、画面に目が釘付けになった。

 画面の中では裸の女が声をあげながら悶えていた。

 日に焼けた色の畳、ところどころ染みが浮き出た障子紙、乱れた2組の赤い布団。古い旅館風の部屋の中で、女は浴衣姿の男に背中から抱きかかえられるようにして乳房を揉まれ、その股間はもうひとりの別の男にべちゃべちゃと音を立てて舐められていた。

『ああ……んっ、気持ちいい、あぁ……』

『こんなぐちょぐちょにして、変態女が。おら、もっと足開けよ』

 場面がどんどん展開していく。足を広げた女に、男が自分の下半身を押し付ける。申し訳程度のモザイクしか入っていないその映像は、男の赤黒いペニスが女の中に沈み込んでいく様子をしっかりと映し出していた。男が腰を打ちつけるたびに女が奇声をあげ、乳房を揉んでいた男は女の乳首を口に含む。女は荒い呼吸で『もうやめて』と繰り返すのに、そのだらしない表情は体に与えられる刺激を悦んでいるようにしか見えなかった。


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