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それぞれの価値観
【コメディ 恋愛小説】

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それぞれの価値観-1

私の妻は美しい…

その美しさはどんな形容詞を以てしても、到底伝えきることができない程で、それはもうトンでもなく美しいのだ。

嗚呼、妻の美しさを伝えきれない自分がもどかしい。

そうそう、妻の魅力は美しさだけでなく、そ のおおらかさにあると思う。

そのおおらかさにより妻の美しさが一層際ち 、神々しいばかりに彼女を輝かせている。

私はとても幸せだ。

過去、彼女に言い寄った者たちが幾多数多と居た。

そのライバル達の中で私が夫の立場になれたことは本当に幸運なことだったと思う。

私は今の現状に感謝しつつ、日々幸せを噛みしめている。

その幸せを維持するための私の唯一の努力は 、彼女のおおらかな美しさを損なわせないことぐらいだろう。

しかしここ最近、美しい妻は「疲れる」を連発し、私はとても心配している。

でも、その疲れた憂い顔もまた美しい。

そんなある日、美しい妻が久しぶりに神々し い笑顔を浮かべながら晴れやかに言った。

「ねえ、アナタ」

どきっ!

なんて美しい笑顔を向けるんだ♪

「アレがこないのよ。できちゃったみたい」

「えっ?え、え―――!できたって―――! 」

「そうなの、赤ちゃんよ♪」

「やった―――!」

私は妻の手を取り喜んだ。

ん?

んんん?

little 違和感…

ちょっと待てよ?

おかしいぞ。

最近疲れてるからって、ず〜っとず〜っとず〜っと御無沙汰だったのに…

嗚呼、私の妻はなんておおらかで自由奔放なんだろう。

そんな妻が魅力的だ。

おしまい。


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