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秘密
【その他 官能小説】

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秘密-1

薄暗い部屋のソファの上であたしは責められていた。制服の上を開けてスカートも穿いたまま。
「あっ・・・・いい・・・・もっと・・・」
相手を煽るように喘ぐ。その自分の声に自分自身が煽られてしまう。
『あぁ・・あたしはこんないやらしいことしてる。みんなが優等生だと信じて疑わないこのあたしが、こんなにもいやらしい格好で、いやらしい声をあげているなんて・・・』


共働きの両親と年の離れた弟と妹。長女のあたしは手のかからないイイコになるしか親に愛してもらえる方法を思いつかなかった。優等生を演じる毎日。学校でも家でも常に親が望む完璧な娘を演じて・・・
そうしていつかあたしは病んでしまったのかもしれない。

初体験は生徒会の先輩に無理やり奪われた。でも襲われながら、穢されながら思ったことは
『あたしはもう綺麗な体じゃない。親が望む綺麗な子じゃなくなったんだ。』
って言う妙な開き直りだった。


一度開き直ったら、あとは落ちるのは簡単だった。表向きではイイコを続け、それに疲れたら男に抱かれる。そうすると胸のモヤモヤが吹っ飛ぶ気がした。
『あんた達の大好きなイイコの娘は、本当は男に抱かれてよがってる淫らな子なんだよ』
って。あたしの精一杯の抵抗だった。

そんな生活を変えてくれたのが今あたしを抱いてる人。あたしが通ってる塾の先生。たまたま男と夜の街を歩いてるとこを目撃されて説教されたから、頭にきて誘惑してやったんだ。一回寝れば男なんてみんな言いなりだったから。

でも先生は違った。普段冴えない眼鏡掛けて地味な服しか着てないからモテない君だと思ったあたしが甘かった。もう本気で腰が抜けるくらいエッチが上手で。言いなりになったのはあたしの方だった。

「ほら、なに気抜いてんだ。止めるぞ。」
回想してたあたしに先生がムッとした顔で言った。そして腰を止める。正常位で責められていたから先生が動きを止めるとあたし一人動いても大した快感は得られない。
「や・・・ごめんなさい・・・お願い・・続けて・・・」
「続けてくださいだろ?」
あたしの前髪を掴んできつく言った。
「あぅっ・・続けてください・・・」
慌てて言うと先生は満足したように前髪を離した。そして再び腰を振り出す。それもあたしの口から先生のお○ん○んが出ちゃうんじゃないかってくらい思いっきり奥まで。
「ひああっ!!激しい・・っ・・だめっ・・あぁっ」
だめって言ってるけどホントは激しくされるの大好き。
「何がだめなんだよ。めちゃめちゃ締め付けやがって。気持ちいいんだろ?あ?」


先生には全部ばれてる。腰をガンガン叩きつけるようにあたしを追い立てる。
「はいぃっ・・・気持ちいいですぅ・・・あぁ・・・もっとぉ」
あたしはだんだん上り詰めていくのがわかった。
「つくづく淫乱だな。お前は。」
セーラー服を捲り上げて乳首をきつく噛まれた途端あたしは声も上げられないほどの快感に飲まれ達した。
その後を追うように先生もあたしの中でイった。そのままあたしに覆いかぶさってくる。ちょっと重かったけど手を広げて先生を抱き締めた。


あの日・・・先生を誘惑して見事返り討ちにあった日、コトが済んでから先生になんでそんなことをしたかを聞かれた。素直に話す必要なんてなかったのにあたしは全部話してた。気づいたら泣きじゃくってたっけ。そしたら先生は言ってくれた。
「お前がイイコでいたくない時は俺が悪い子にしてやるよ。」
って。それからあたしはしょっちゅう先生に抱かれてる。先生のエッチは乱暴だし痛いこともいっぱいされるけどそれでもあたしの心は癒される。


「・・・おい・・いい加減放せよ。またボーっとしやがって。」
あたし先生を抱き締めたまま、また回想に浸ってたみたい。
「ったく。」
って頭をコンって叩かれる。先生が体を起こしてお○ん○んをあたしの中から抜いた途端にゴポゴポと精液が溢れてきた。
「やっ 先生中で出したの!?」
先生今まで一度も中出しなんてしたことなかったのに。

「わりぃな。出来たら責任とるよ。」
って適当な言い方。でもそう言った先生の頬がちょっと赤くなってたのをあたしは見逃さなかった。
「先生本気?今のプロポーズ?ほっぺ赤くなってるよ。」
背中に抱きつく。
「だぁぁ!!うっせーな、お前は。もっかい犯すぞ!」
なんて言い方!!でも照れてるってわかったから、ちっとも恐くない。
「いいよ。もう一回して」
今度は親への当て付けとかじゃなくて、もっと素直に抱かれよう。
あたしが先生に抱かれたいから。

あたしが先生を好きだから。



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