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倖せのエッセンス
【熟女/人妻 官能小説】

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平凡な暮らしの中で-2

「あら、カズちゃん、おかえり!」
「おう、ただいま」
「あたし、今日はユウコさんに誘われて、泳ぎに行っちゃった」
「へぇ、どこに?」
「運動公園の横に、温水プールがあるの。近くにあるのに、あたし知らなかったわ」
「お前が出不精であんまり出歩かないからだろ。それに、ユウコさんに手間かけさせるなよ。朝も寝てるし……」
「だってあたし低血圧で起きられないんだもん。朝、ユウコさんと会ったんだって?」
「まぁね。トシオさんを見送ってたんだぜ?」
「ユウコさん、スタイルいいわよねぇ、あたし、水着姿で並びたくないもの」

 朝、起きてこないことについて軽く嫌味を入れたつもりだが、無視された。
 気づいているのか、いないのか。
 マイは、俺の妻で28歳になる。俺は、その5つ上だ。
 俺が大学生の時にバイト先で知り合い、就職してからも付き合い続けやがて結婚した。
 ちなみに模範的な学生でなかった俺は、そのバイトが理由で二留してしまっている。
 子供は、まだいない。
 
 ユウコと比べると、彼女は小柄で華奢だった。髪型はショートヘアを茶に染めている。
 顔も小さく、小動物のようなどんぐり眼が特徴的で、かなりの童顔だ。
 ユウコとは対照的な妻だが、大雑把そうに見えて、繊細な所もあるのだ。
 そういう悩みは、ユウコに相談していることもあるようだった。

「半年前の旅行でユウコさんの水着姿、カズちゃんも見たでしょう?」
「あ、ああ、そうだな」
「どう思った?」
「ええ? そりゃ……お前と同じだよ。スタイルは、いいと思うさ」
「あたしより、ずっといいと思ったでしょ。あの時、デレデレしちゃって」
「なんだよ、トシオさんの前でそんな事する訳ないだろ? お前こそ、俺をほっぽってトシオさんと遊んでたりしてたじゃないかよ」
「カズちゃんが、どっか行っちゃったんだもの!」
「お前、俺がいた時には寝てたじゃないか」

 どうでもいいような事で、つい言い争ってしまった。
 半年前に隣の夫妻と旅行に行ったのだが、まぁ、いろいろあったのだ。
 旅行自体は楽しいものだった。
 ユウコは、泳ぐことが好きなようで、その時には海のキャンプ場で一泊している。
 
「起こしてくれれば、よかったのに」
「気持ちよさそうに、寝てたからさ」
「ねぇ……カズちゃん、ユウコさんのこと、好き?」
「そりゃあ、あの人を嫌いなはずないさ」
「ふぅん……」
「でも、俺はお前のことが、一番好きなんだぞ?」
「どうだか……」
「じゃあ、その証拠を見せてやるよ」

 俺は小柄なマイを抱き寄せると、そのままTシャツの上から胸を揉んだ。
 マイは少し驚いたように、身をよじらせた。

「やっ! もう、あたし、そんなつもりじゃ……」
「なんだよ、自分から煽ってきたくせに」
 
 無理やり、マイの小ぶりな唇を奪い、そのまま舌でこじ開けてやる。
 Tシャツの中に手を入れ、胸を直に揉んでやると、マイの力が抜けてきた。

「もう……今日は、ちょっと危ない日なのよ」
「大丈夫だよ、出来ても夫婦なのに。それに、久しぶりで気持ちいいだろ?」
「そんなの……馬鹿」
「ほら、足、開いて」

 マイを立たせたまま、スカートからショーツを下ろし、脱がせた。
 そのままスカートをまくって、股間に頭を突っ込む。駄目、と声がしたが無視した。
 マイは陰毛が薄かった。俺も女性経験が豊富なわけではないが、陰唇も陰核もかなり控えめな作りに見えた。感度が悪いわけではない。現に今も彼女の準備が整いつつある。
 陰核を指で軽くなぞると、彼女の内ももがガクガク震えた。唇でついばむと、ああっ、と高く震えるような声を上げた。元々あまりセックスに積極的でなかったマイだが、30歳を前にして感度が上がっている気がする。それに伴い、自分の欲求を出すようにもなった。

「カズちゃん、もうあたし……欲しい」
「うん、お尻、こっち向けて」

 おずおずと小ぶりな白い尻を俺に差し出し、潤んだ瞳で挿入を待つマイ。
 童顔だが、その表情には大人の女性の性欲がにじみ出ている。
 俺はズボンを下ろし、自分の勃起を取り出そうとすると――――


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