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チケット
【学園物 官能小説】

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チケット-7

「あの……ユウヤ君、あたしも……」
「なんだよ?」
「あたしにも、してください……」
「だから、何をなんだよ?」
「あたしも、気持よく、してください」
「ああ? ったく、面倒くせえなぁ。じゃあ、お客様にお願いしてみろよ、せっかくお呼びしたんだろう?」
「ああ……あの、サトウ君、あたし……」
「違うだろ? ”お客様” なんだぜ? そこに座って、股広げてお願いするんだよ」
「さ、サトウ君、あたし、ユウヤ君に気持よくしてもらっても、いいです、か?」

 眼前に最愛の女の子が、思い切り開脚していた。
 僕は、彼女のぷっくりと膨れたふくらはぎが好きだった。
 いかにも、彼女の健やかな生活がそこに出ているような気がしていたからだ。
 今、全くそういう生活とは異なる部分で、彼女の下半身が晒されている。
 肉付きの良い小麦色の両ももは、瑞々しくツヤがあった。
 その中央には水色のショーツが丸見えになっている。
 最愛の子、サクラの表情は情欲に染まり、名前の通り桜色がかっていた。

「ねぇ……サトウ君、お願い……」
「頼み方が足らないんだよ。自分でオナニーしてみせろよ」
「あぁ、お願い、お願い、します、あ、あぁ」

 サクラが色欲丸出しの顔で、僕を見つめている。
 スラッとした細長い指を、ショーツの下に入れ、上下させていた。
 指の動きが、切ないほど早い。口も半開きで、陶然とした表情になっている。
 僕は、彼女に何か答えなくちゃいけないのか。
 サクラにユウヤという男とのセックスを認める、とでも言わせたいのか。
 そんな事、答えられるはずがないじゃないか。
 仮にふたりが既にそういう関係であったとしてもだ。
 だが、僕の股間はそんな綺麗事とは別に、恥ずかしいほど硬くなっていた。

「おい、サクラ。お前だけ盛り上がってどうすんだよ。お前が招待したお客様は手が使えないんだぞ?」
「ご、ごめんなさい。さ、サトウ君……サトウ君の、口で、気持よく、させてください」
「キリシマさん、そ、そんな、駄目だよ……」

 サクラが手錠をかけられて椅子に拘束されている僕に、四つん這いのままにじり寄ってくる。僕は後退りしようとしたが、動けるはずもない。
 這いよるサクラには、妙な迫力があった。ユウヤが、その様子を眺めている。


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