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翼の記憶
【ファンタジー 恋愛小説】

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アオイの決意-1

キュリオに優しく抱きしめられて眠るアオイは今までとは違った想いを秘めていた。


(わたし・・・愛するこの人を守りたい・・・)


手も足も出なかったティーダとの対峙を思い出す。私の力では・・・何もできなかった・・・。お父様が来て下さらなかったらティーダ様も牽かなかったはず。


あの時の私は完全に足手まといの大荷物だ。私を守ろうとして傷ついたカイ。戦うすべを知らない女官たち。


お父様がもし・・・私をかばって怪我したら・・・私は・・・・・・


・・・私がしっかりしなきゃっっ!!!!



もう守られているだけじゃだめ。
私がお父様を・・・皆を守らなきゃ!!



この時、幼いアオイの心に一つの決意が生まれていた。





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